KTM 390 Adventure R ローダウン

KTM KOBE EASTさんに加工を願いしていたサスペンションが返ってきました。

加工内容は、
・フォーク分解&オリジナルパーツ組み込みで全長の短縮
・フォークスプリングレート変更(5.5N/mm→4.8N/mm)
・リアショック分解&オリジナルパーツ組み込みで全長の短縮
・リアスプリングレート変更(105N/mm→95N/mm)
・窒素ガス封入
・サイドスタンドショート加工

です。リアショック上部にバルブが追加加工されていました。

外した純正パーツ類も同梱されていました。開梱した状態でスプリング長を比べて「おお、すごく短い!」とか思いましたが、組み込んだ方のスプリングはプリロードがかかっていて自由長ではないですからね。

車高ダウンは最大45mmまで行けるとのことでした。下げすぎるとオフロードバイクなのに妙に低重心なビジュアルになりそう、でも足が届くようにするのが目的だし‥と悩むところでした。今回35mmダウンでお願いしました。

これ、加工に出す前のノーマルスプリングのリアショックの軸間長。

こちらが加工後。リアショック自体の長さは10mm短くなりました。

レーシングスタンドでスイングアームを支えたあとにタイヤを抜いて、シートカウルを吊ってリアショックを抜きました。その状態から新しい加工後のサスペンションを組み込むと、サスペンション長が短いのでスイングアームが持ち上がります。

持ち上がった高さは35mm。

もともと立ち気味だったサイドスタンドが気になっていたので、車高が低くなるからということに加えて短めにと加工してもらいました。というか、何かの流用なのかな?もともとはただの棒でしたが、これにはスタンドをキックするためのサポートが最初からついています。

サイドスタンドの長さはいい塩梅です。これまで車高が高くてサイドスタンドも長めだったので、少しでも右傾斜している路面では右足を地面について左足でスタンドを出したり払ったりするのがかなり難しい状態でした。これなら安心。

勢いで作業して写真を全然撮りませんでしたが、フロントフォークの突き出しは、加工前と同じにしてトップブリッジからキャップのトップまで20mm(ノーマルは10mm)。

頭の形状は同じなのに、長さやらなにやらが絶妙に違うボルト。

外すのはいいけれど、組む時に悩む。ほんと、こういうのやめてほしい。

必要なものだけ組み付けて、右サイドパネルはプリロード調整のために外した状態で試走しました。まず、跨りやすい。これまで跨るのに「覚悟」が必要な高さがありましたが、リアシートの上を右足がすんなり通って跨げます。

純正高では僕の場合両つま先が届きませんでした。35mmって大して下がらないような数値ですが、スプリングレートも下げたので乗車した際の沈み込み量も増えて、この仕様だと両足の母指球がついてまだ少し余裕があるくらい。片足なら踵までべったりとつきます。普通のバイクになりました。普通すぎて少し拍子抜けするくらい。

これ、同じ条件で撮影したものではありませんが加工前の写真です。リアフェンダーとタイヤとの距離をみたり、排気管の延長上にリアアクスルシャフトがあるこちらの写真に比べると、加工後は車体全体が下がっていることがわかります。

心配だった「見栄え」も、降車状態でのサイドビューをみる限りでは、ノーマルとの違いなんて言わないと分からないくらいではないでしょうか。ああ、乗車して走っていると、車体が沈んで妙に低いオフロードバイクが走っているって感じで見えてしまうのかな。

驚いたのは、車高が低くなっただけだというのに跨った時点でハンドル幅の広さが気になったり車重が気になり始めたところです。CRF250Lと比べてこれまでは「高くて大きい(だから重い)」という印象だったものが、高さが気にならなくなったことで「大きい(だから重い)」だけが残った感じ。

スクリーンを外した状態で一番高いメーターパネルまでの高さが、無加工の純正では131cmありましたが、今回測ってみると125cmでした。フロントフォーク長を短くして、スプリングレートを下げて、突き出しを1cm。この高さなら、フロントフォークを縮めなくてもハイエースのゲートを通れるかもしれません。

また、サスやタイヤを外す時にも書きましたが、とにかく何もかもが重たいことに気付かされました。この辺は車格の割に価格は安いことの代償と言えるでしょう。ホイールが軽くなるとずいぶん違うんだろうなぁ‥と「何かいじると、何かが気になってくる」というバイクいじりの負のスパイラルの入り口に立たされてしまったようにも思います。

でも、やっとスタートラインに立てた。これまで車高が決まらなければ足回りのセッティングを始めても意味がないと思っていたので、走りに関するセッティングはいろいろ全抜きする以外ほぼいじっていませんでした。ここから俺のAdventureRづくりを始めることができます。

KTM KOBE EASTさん、大変お世話になりました。

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