KTM 390 Adventure R 秋吉台を歩く

年間を通してどのようにカルスト台地の景色が変わっていくのか見てみようと、今年は2月からほぼ月イチで秋吉台を訪れています。今年6回目の訪問です。

空の半分以上を覆う、鱗雲。

ウロコ雲は高度の高いところにできる巻積雲で、雲の塊りは小さく薄くて透き通っています。

似たような雲でヒツジ雲は巻積雲より低いところにできる高積雲です。雲の塊りが大きく立体的で陰影があります。腕を伸ばして人差し指を立てて、雲が指先に収まらないくらいの大きさならヒツジ雲。

積極的に幹線道路から外れてみると、よい景色に出会える。

よい景色というか、よい世界だな。無数の水玉のきらめき。

アサメシ。

山口市街地の外れにある一の坂ダムです。カロリーメイトは事前に一旦箱から出して、2つある袋を違う味の組み合わせにして箱に戻しています。

ここまでいつもより丁寧にリアショックをつついたりタイヤの空気圧を調整しながら走ってきました。

「平均身長よりも低い日本人が、日本で一番オンロードを楽しく走ることのできる390AdventureR」になったくらいの自負はある。オフロードは正解が分からないのだけれど、オンロードはかなりイイ感じに走れるマシンに仕上がってきました。

とにかく楽で、安心感があって楽しくて速い。

秋吉台に到着したのが午前9時半です。暑くなるのはわかっていましたが、カルスト台地の中を歩いてみたくなったので、長者ヶ森駐車場にバイクを停めて北山へ向かって歩きはじめました。

雲が出ているので日差しと日影が交互にやってくるという天気で、ピーカンじゃないだけ救われました。

秋吉台なんてただカルストロードを走るだけ、とちょっと前まではどちらかというと退屈な場所だと思っていたのに、こうして季節を変えながら通って普段と違う側面をたくさん見つけてみると、秋吉台ってかなり面白いところに思えます。この辺は宮島なんかと似てるな。ほじくるとほじくり甲斐がある感じ。

この先の山が冠山。北山経由で冠山を巡って駐車場に戻ると1時間少々、と長者ヶ森駐車場の案内板に書いてありました。概ねそのルートで行ってみます。

山、というよりも丘というくらいの傾斜なので、登り勾配でもとても歩きやすいです。

道端の小さな花に励まされる。

山から南側の駐車場側には石灰岩の露頭があまり見えませんが、

地獄台方面は草むらの中に石灰岩がゴロゴロしています。

日傘常備で良かった。帽子じゃ今以上に暑さにやられていたな。

高いところから見下ろすことで、あちらこちらにすり鉢状のドリーネが並んでなだらかな景色を作っているのが分かります。

同じ大草原でも阿蘇の草原の曲線とは全然違うつくりの風景なのです。

ここは頂上の100m手前だけれど、展望所。

冠山は周囲のなかでポツンと飛び出している独立峰風ですが、頂上付近はなだらかすぎてあまり景観が良くない。ので、手前に展望所があることも理解できました。

歩いて上がってこないと見えない景色が広がっています。暑いけれど、来てみてよかった。春や秋や野焼き後はまた違った景色が広がっているのでしょうね。

長者ヶ森まで戻ってきました。二つの山を巡って僕の足で50分くらい。歩ける靴で訪れているなら、バイクで来ても歩いてみたらよい距離の散策だと思います。

長者ヶ森駐車場は自販機がないので、大正洞の駐車場まで来ました。コーヒーは持ち歩いているのですが、水分補給するのにコーヒーだとどうも体が受け付けません。

帰り水の谷。遠目で見ると大草原でも、近くで見ると草ボーボー。

2月から何度か訪れてみて、いまのところ景観的には阿蘇と同じく草の背丈の低い春~初夏が良いですね。

萩の中心地を見下ろす。

萩の東側にある田床山展望台に来てみました。夜景がすごそうな場所です。

萩は、主要な場所はジオキャッシングで巡らせてもらって抑えたつもりです。それでも町について全然勉強できていなくて、細かいところに潜り込むような遊び方ができていない街です。いつか、丸1日カブで巡ってみたいと思っています。

まっすぐ帰れば良いのに萩へ寄ってしまったものだから、そこからの帰り道が暑いのと山歩きでくたびれたのとで、結構しんどい思いでした。こりゃ体力が本当に足りなくなってるな。夏に楽しくバイク遊びするには、行き当たりばったりじゃなくてちょっと計画的にしないと真面目に楽しめない気候というか体力というか年齢になってきたな。

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