
今回こそ角島へ。
昨年12月に390AdventureRを購入して以来、これまで何度か広島から出発するロングツーリングの目的地としては定番の角島へ向けて出発したのに、たどり着けずに帰ってくるということを繰り返しています。
たどり着けない理由は寄り道のし過ぎが原因。
なので、まずとにかく最初に角島へ直行して、折り返して帰るまでの道中を楽しめばいいんじゃない!?という天才の発想で出発しました。

一気に高速で山口県の真ん中あたりまで。
390ADV-Rの高速走行の快適さはこれまで乗ったバイクで最高レベルかも。普段使いのバイクに200km/以上も出るようなパワーは必要ありません。シングルエンジンのネガティブさを全く感じさせないスムーズな回転とパワー感で、高速道路をハイアベレージで連続走行しても疲労感がとても少ないのです。
ウインドプロテクションもすこぶる良い。
そんな性格のくせに、ダートを走ってもこのために作られたのではないかという快適さです。このバイク、僕の使い勝手にあわせて本当によくできたマシンになってきた。

んなもんだから、一般道で幹線道路とフラットダートとを選べるなら、ついダートを選んで走ってしまいます。

秋吉台が近づいてくると道端にゴツゴツとした石灰岩が並ぶ地形になってきました。おそらく足元の地下はほぼほぼ石灰岩です。ワクワクが高まります!

林が伐採されて、ドリーネが現れちゃってる。これ、木に覆われていると気がつかないな。
ドリーネの底の切り株がなんだか可愛いです。

ちょっとアドベンチャー。

ここは数本ある赤間関街道のうちの中路筋。
江戸時代に萩と赤間関(下関)を結ぶ重要なルートの中でも、中路筋は最短コースとされていた街道です。一里ごとに塚が築かれていましたが、この辺りは石灰岩を1mほど組み上げていたようです。

最初は車道でしたが、いつのまにか先細りしているような道。進んだ先で道幅が狭くなると、重たい390ADV-Rで切り替えしができなくて詰んでしまう可能性があるので、歩いて先の状態を確認しています。

通りすがりついでに秋吉台の長者ヶ森あたりを見渡すことができる美東展望所に立ち寄ろうと思っていたのに、分岐の1本手前にダートが見えたので入ってみました。峠を超えると‥

カタログ写真のような景色。
ものすごく広い空。

野焼き後の黒々しさは2週間前より落ち着いてきていますが、それでもどこまでも荒涼とした起伏が続いている景色、その一部になれる場所です。



周囲一帯が緑になったらまたさぞ綺麗でしょうね。春に再訪だな、春。

こちらは美東展望所からの景色。背の高い木の生えていないカルスト大地の中に、こんもりと長者ヶ森が浮いているのが見えます。
初めてここを訪れた時はここからの景色でもかなりの衝撃を受けたのに、先ほどの高台を知ってしまうともう、鮮度は落ちてしまう。

長者ヶ森。
実は初めて訪れます。以前はかなり手前からここへ至る道の通行が規制されていましたが、森のすぐ手前まで走ってくることができるようになっていました。
ちなみにカルストロードから降りてくることはできません。また、バイクなら良いのですが、車だとここでの転回は難しいかも。

奇岩。

以前1泊2日でこのあたりを走った時に見逃していた海上アルプスを見るために青海島へやってきました。
海にどうしてこのような柱状の岩が立っているのか、これについては隠岐島を訪れた時に謎が解けました。

海上アルプスと呼ばれています。
海上「アルプス」、と言うにはややハテナ?な感じもしなくもないのですけれど、海岸沿いの遊歩道を歩くこと小一時間。
真冬装備のライディングウェアと冬場の好天下の散策の相性の悪さといったら‥この問題、いつかなんとかしたい。

先を急ぐ旅じゃな‥いや、そもそもまず最初に角島へ向かうんじゃなかったのか?と思いながらついつい立ち寄ってしまった千畳敷。高台の芝生の広場越しに日本海と広い空を楽しめる場所です。
ここも実は初めて訪れました。
名前の「千畳=超広い」という意味で使われているのだと思い込んでいました。到着してみると、過大評価も過小評価もせず「そこそこ広い」という意味で千畳って呼んでいるのかな。思っていたよりは狭い広場でした。ここも芝が緑になったらまた違った印象になるんだろうな。

棚田を見るにはまだ2ヶ月早かった。

山口県北部の海岸ってそう再々やってくる場所ではないので、訪れる度に新しく人寄せできそうな施設ができています。

のんびり空と海を楽しめる。

庭に欲しいな。
2mの単管12本と8個のコーナーとタープとハンモックでできるのか。覚えておくといいことあるかも。

試乗。
ヘルメット横木に当たって首が折り曲げられるので、全然くつろげません。

下の池のあたりに「ダイナミックドッグラン」があるようです。これは麦茶連れて来なくては。ダイナミック、ってどんな感じでダイナミックなのかが気になります。

水を張った田んぼと海。ここも5月下旬あたりには緑と青の対比になるんだろうな。

山の山頂一帯が大浦岳森林公園という公園になっています。ここには海側に開けた展望所があって角島と角島大橋が望めるのです。
こんなに素晴らしいロケーションだというのに、ここまでのアクセスがとんでもなく悪路なものですから、人と出会うことはなく鹿としか出会いません。ここで食べるおにぎりは、美味さ爆増ですよ。
ここまで家を出てから約7時間。天才の発想で角島スタートのツーリングにするはずだったのに、どうしたことでしょう‥。
とりあえず角島と角島大橋は見ることができたし、薄い雲が出てきて青い空と青い海が期待できなくなってしまったので、義務的に角島へ行くまでもないか、とここで折り返すことにしました。

ずっとマークして気になっていた、ロバの本屋さん。

看板もなにもなくて、ほぼ民家。全く商売気がない。

入り口にお手紙が。今日は下関のイベントに出展しているので臨時休業だそうです。残念、また来よう。

ロバの本屋さん、窓越しに見える調度に軽く心が踊る。窓が割れているのも含めてとても良い。

先週、落とし物というか忘れ物をしてしまったので、キョウちんちへ立ち寄らせてもらってお茶をいただきました。

むむむ、僕の390よりもコクピットまわりがとても充実しているな。
「最近山口県によく来ますね」と言われてしまいましたが、そうなのです。ここしばらく毎週のように山口県行脚して新しい発見をしています。拠点間が離れている、とかフラットダート天国だ、とかで390ADV-Rに向いているのかな。
思い切って車高下げをして以降、僕の主な用途では「車重が重い」以外にネガティブなところがほとんどなくなりました。純正タイヤはオールマイティで欲張らなければ問題ないですが、おそらくオフロードの使い勝手は社外品にするともっと食いつきが良くなってさらに魅力が増すんじゃないかと思います。最初のリプレイスではBSのAX41を入れてみようと思います。
久々に朝から夕方まで11時間くらい走りました。朝の寒ささえ乗り越えてしまえばかなり快適に走れる季節です。5月になったらもう、暑いものね。今のうちにしっかりと週末を楽しんでおきましょう。



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