CRF250L 彗星

紫金山・アトラス彗星が地球に再接近するという10/12。この頃から彗星は日の入り後の太陽を追いかけるように西の低い空に見えるような位置に見えるようになる、ということで半月前くらいから夕暮れの空を見てはソワソワしていました。

12日、仕事帰りに西の空を携帯の2倍ズームで撮ってみましたが、太陽が山に隠れても空はなかなか暗くならず、金星だけがピカピカと光っている状況でした。

携帯ですが一応RAW撮影したので自宅で現像してみると‥ぼんやりと上方に尾を伸ばした彗星が写ってるじゃないですか。

以前天の川を撮影したカメラの天体観測モードは、周囲の暗さと携帯が固定されていることで自動的にモードが切り替わります。でも、この程度の明るさでは発動しません。ということでこれはただの夜景モードで撮影しています。この日、天体撮影モードになるくらいの暗さになるころには彗星も山の影に隠れてしまっていたでしょう。

日を追うごとに地球から彗星は遠ざかりますが、地平に沈む時間も遅くなるということで、あと数日間は撮影または目視のチャンスです!

翌日、それならば条件のよいところで、ということで西の空が開けていて明るくなく、なるべく標高の高い場所を求めて山口県の南部を目指します。

山の中に妙見山展望台という打ち捨てられたような展望所を見つけました。西に遮るものがなく、ほぼ仰角0度まで見えるので最高に環境良いですね。ただ日没まであと4時間もあってさすがに暇つぶしするには何もなさすぎる場所なので、もう少し移動してみます。

今年彼岸花が最初に咲いているのをみたのが9月14日でした。あれから1ヶ月経ちましたが、まだこれから咲こうというつぼみが伸びてきています。

4週にわたって彼岸花を楽しめるというのは過去にない異常事態です。

地中の気温で季節を感じている彼岸花は、9月の気温が高かったので日当たりの良いところでは季節を勘違いしてしまっているようです。日陰の彼岸花は軒並み枯れていました。

夕刻まで時間があるのとものすごく眠くなってきたので、カフェでコーヒーでも。1杯飲むだけで、その後帰宅するまでシャキーンとなりました。以前もこういう経験あったな。

銭坪山。割と最近登ったことがあって、西方面は開けていないのはわかっていましたが、実際訪れてみると頂上の広場からでは木立が邪魔になりそうです。おそらく山頂のアンテナまで行けば西方面はクリアに視界が確保できそう。

銭坪山は空気の綺麗な日中に訪れると松山市街や四国連山まで見晴らせるんですね。いつもよりも見える島の数が多くて驚きました。

周防大島の飯の山展望台。ここもこの時間帯に来るのは初めてです。大島大橋も光の加減でとても綺麗に見えます。

ロケーション最高なのですが、ここへきて西方面に雲が広がってきてしまいました。

もうすぐ日の入り、でも空が暗くなるのはここから1時間後です。雲は向こうからこっちへやってきているので、ちょっと望み薄になってしまいました。

ということで早々に退散‥天体観測のつもりがただのツーリングになってしまいました。

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