
2日目。
強烈なライトアップは寝ている間に消えたようだ。夜は静寂が‥と思ったら、川のそばなので豪快なホワイトノイズを聞かされ続けていた。
夜中の2時に星が出ているんじゃないかとテントから這い出してみると、満天の星空。上の写真はGoogle Pixel8aの手持ち夜景モードで撮影したオリオン座と、左上の一番明るい星は木星。

カメラを真上に向けて、星空モード(天体撮影モード)で撮影した天の川(上側中央から右下に向かって)。
天の川の一番輝いている銀河の中心方向(射手座方向)は地平線の下になる時期なので、ここに写っているのは銀河の外縁、カシオペアからオリオンの右肩に向かってかかる、細めで弱めの天の川。

星空モードで撮影中に携帯が動いたので慌てて撮影を止めたら写っていた映像。

星空モード・RAW撮影・Lightroomで現像。数えきれない星の海。オリオンの右肩になるベテルギウスってこうしてみると本当に赤いのね。
小一時間天体観測して寝床にもどって、朝の6時過ぎまでしっかりと眠ることができた。うちのテントはインナーがフルメッシュなので寒いのは覚悟していたけれど全然そんなことはなく、非常に快適快眠の一夜だった。こんな軽装備で一晩過ごせるなんて、今回のこのツーリングで屋外泊の敷居が下がったなぁ。

翌朝、天気予報通り気温は7度ほどで凍えるようなことはなかった。
人気もなく食事ができないようなところに泊まるかもしれないと思って晩飯用に用意しておいた謎肉増量のカレーヌードルが朝食に化けた。それほど寒くはないといっても吹きっ晒しなのでバイクを縦にして麺を啜る。
さて、午前7時。近くのハトでも探しに出発だ。

これは、一応ハト標識マップで紹介されているけれど、止まり木だけ残された元ハト標識。カウント外。

はわい温泉のある東郷湖のハト。13羽目。
このタイプが一番ベーシックなハト標識よね。

東郷湖、初めて来たんだけれど、近くにはわいがあるのになんで中国?よくわかんないなぁ。

朝の湖の、なんか、いい風景。奥の橙黄橙の木々が秋の空気感を醸しているのがいい。

朝早すぎてはわい温泉は開いていなかったので、ここはまた今度ゆっくり訪れてみよう。

14羽目のハト。とても綺麗すっきりとした、宅地のハト。

このハト標識の先は、道が「ハ」になっていて、「ト」になっているのがとてもわかりやすい。

こうしてハト標識やジオキャッシュを追いかけて山の上に上がってみると、さじアストロパークという天文台に到着した。

「‥コテージごとに天体観測用のドームに収まった望遠鏡がついていて、一棟貸し2万円で何人でも泊まれる」って昨晩隣のおばあさんが言っていたのは、これか!
こんなコテージ、口で言われても想像できないわ。

こんなものが4棟も建ってる。
パンフレットによると、「2万円で何人でも泊まれる」は若干誇張があって3万円の6人部屋のようだ。4棟それぞれに40〜12.5cmの口径の違う望遠鏡が設置されていて、自分で自由に操作ができる。口径デカければ良いわけじゃないから目的に応じてどの棟に泊まるか、悩むわ。これは本当に眠れなくなるな‥。

さじアストロパークは山の上全体が整備されていて、紅葉もとても見事。

山頂へ続く、素晴らしい秋の小径。

15羽目。



峠越えが、とにかく楽しい。ダム湖に映る山がもう、見事としか言いようがない。

16羽目。
低地の平地のハト巡りは、もう自分がくたびれているのもあるけれど、走りが義務的になってきて面白くない。そろそろ引き上げるか。

17羽目。日向ぼっこをしていたお爺さんとお婆さんに何を見上げているのかと尋ねられた。
連休があったら初日の早朝から2日目の夜まで、それどころか初日の前夜に出発してぎゅーぎゅーにイベントを詰め込んで走り続けることができたのはもう何年も前の話だ。こういうツーリングをすると初日に張り切りすぎて2日目は半日くらいしか気力が持たない。もう、そもそも元からそういうもんだという前提で遊ぶ予定を立てなくてはならないのかもしれない。
岡山から広島まで一気に高速を走って15時すぎには帰宅した。

赤丸が今回巡ったハト。青丸は過去に見たもの。
鳥取と四国と九州にあと1羽ずつ、それと広島に最近発見された2羽を巡れば、中四国九州のハト標識コンプリートできる。来年の目標かな。
秋を堪能しようと家を出たのに図らずもハト巡りになってしまった。残りの人生でそれぞれの季節をあと何度迎えられるのかは知らないけれど、一つひとつの季節を思い出に刻んで記録していきたい。



コメントを残す