
娘の入学式でお休みをいただいていた午後、桜を愛でる最後のチャンスと家を出て、とりあえず開店1時間後のすぅちゃんへ寄ってみたら席は空いているけれど「ごめん、ご飯なくなった」と断られました。ご飯を炊く量で仕事量を調整しているんだな‥。

桜と菜の花に囲まれるスペースを発見。

戸河内のまんぷく食堂さん。
「広島県内じゃ数の少ない 【低コスパ&高クオリティ&腹パン】を経験できる貴重なお店」というコメントに釣られて、どれどれ‥と入店してみました。

お客さんいっぱい。唐揚げ定食を注文して出てきたボリュームにびっくり‥。ご飯はお茶碗じゃなくて半分どんぶりみたいな腕なので唐揚げの大きさがピンと来ないかもしれませんが、コップの大きさと比べてみてください。どんなに口を大きく開けても一口では食べられないような唐揚げが5個、タワーのように盛られた野菜の周りに並んでいます。これで800円。ご飯おかわり自由。
コメントに偽りなしでした。完敗。

フラットな新しい林道が延々と山の深部へ続いているのを見つけて潜っていると、

道を斜めに塞ぐように倒木。
フロントタイヤでグイっとバイクが通れる程度に倒木を右に寄せ、崖と倒木の間を走ろうとしたら、倒木の先端がブレーキペダルの上あたりに刺さってしまいました。
そのまま前へ進んだら、倒木の根元側は山の斜面に引っかかって動かず、思わぬ力でバイクが谷側へ押される形になりました。
まずい!と思った時点でバイクを停めましたが、リアタイヤが谷側へ落ちて、フロントタイヤがギリギリ白い砂利道に引っかかっている状態。山側へ降車したもののフロントブレーキを離すと車体が谷へ落ちるし、左手だけではリアタイヤを引き上げられないし、倒木は蹴っても折れないしで、身動きが取れない。
最悪人が死ぬような状況ではないけれど、最悪CRFが谷へ落ちるな。

倒木の刺さっていたのはブレーキペダルの赤丸の上の部分。
車体を手前に傾けたり起こしたりしてみると、赤丸部分が刃物の刃のように木を削ってる。これを繰り返すことで木を細くしていって、おおかた削たな、というところで倒木を蹴ったら、倒木の先端を折ることに成功して倒木を動かすことができました。
とりあえず押し込まれて身動きできない状況からは抜け出せた。あとは谷に落ちたリアタイヤをどうするか。
1速に入れた状態だったので、エンジンをかけて、これでタイヤが地面を掘ったら諦めようとクラッチをつなぐと、地面を掘りながらも車体が上がってくる感じ。その力を失わないように気をつけて駆動力をかけながら車体を押すことで‥脱出!

現場。

リアタイヤの軌跡。
倒木は細くてもラフな処理しちゃいけないという教訓を得ました。

2年前のちょうどこの日、野焼きをしていました。今年はまだ行われていないようでうっすらと緑色の俺のジェネリック阿蘇、雲月山。今年は次の次の週末、4月中旬が野焼きだという情報をいただきました。

先日見つけた長めの林道は、途中に分岐があったので今日は分岐の別の道側へ。

働く車が打ち捨てられています。こういうのも10年単位くらいで経過観察していきたいです。

陽が傾いてきて、良い雰囲気。概ねこんな感じの危険のない林道で、ぐるりと山を回ってスタート地点へ戻れる道でした。

以前巨大環流丘陵として紹介したあたりです。山から俯瞰すると環流丘陵の形状がとても把握しやすいです。

先月末に通行止めから復旧した県道71号広島湯来線のトンネル工事現場の入り口に立ち寄ってみました。結構立派な道として復旧したのにそれで終わらず、山をくり抜いてトンネルを通してしまうようです。
これが開通すると、山活から自宅方面へ向かうのが無茶苦茶楽になる。

もう1本林道を通って帰ろうと林道へ入ってみると、結構荒れてる。

いや、結構どころかかなり荒れてる。山側の木がバタバタと道路に倒れてきていて、車では絶対に抜けられない道になってる。

木の根元の土が掘られて、根っ子ごと木が倒れているので、水害かな、と思いましたが、

途中から折れている木もたくさんあったので、今年の豪雪のせいかも。または両方。

人の手は入っているようで、バイク1台がギリギリ走れる程度には木を切った跡がある。

こりゃ、道としての復旧は大変だ‥。

乗車したままではヘルメットを打ちつけそうなので、押して歩くところも。
セブン-イレブン 広島下河内店から沼田へ抜ける林道です。
ただ桜をみながら雲月山へ行って帰ろうというだけの午後のお出かけだったのに、意外とアドベンチャーしてしまって面白かったおでかけでした。
コメントを残す