CRF250L 出勤前ツーリング

スターリンクの衛星の列を広島では早朝6時前に3日間連続好条件で見られるというその3日目、朝から屋上で待機していましたが、この日は視界の端になんとなく捉えると確かに衛星が列になっているな、というのが見える程度。明るい月のある側からのトレインだったのでちょっと条件が悪かったんですね。

これは前日。この日は携帯の動画でも捉えられるくらいしっかりと衛星が列になって空を横切る姿が見えました。

先の週末に秋らしい色づきを探すために山へ上がったら、あいにくの曇天だったでした。そこで平日の午前中にお休みをいただいて、秋らしく晴れた山へ上がってみました。

曇りの日に見た山は全体が紅葉して脳内補正も加えることでとても綺麗に見えたので、これが晴れた日なら相当綺麗だろうと期待も膨らみます。ところが山に日が当たると空々しいというか嘘ぽいというか、紅葉した木々の色の差も少なく思っていたほど山々は綺麗ではありませんでした。

それでも路傍にぽつりと立つ紅葉したモミジなんかは、日差しの下で華やかな色彩を放っていて、とても惹きつけられるものがありました。

赤に橙に黄色に緑。視界にいろんな色が飛び込んでくる。

曇りの日に見た女鹿平山もとても綺麗だと思ったのに、晴れた日に見るとそうでもない。脳内補正の性能が高すぎるんだろうか。

筒賀の樹齢1100年を超える大イチョウ。昔は紅葉シーズンでもそれほど人が来るようなところではなかったのに、ここ近年のこの時期は休日になるとたくさんの人に囲まれているので毎年立ち寄らず素通りしていました。

今日、初めてちゃんと黄色くなった筒賀の大イチョウの木の下に立ちました。黄色でむせ返りそうです。緑の葉ではそうでもないのに。

この記事のほとんどの写真は久々に持ち出したペンタックスK-3 IIでRAW撮影したものを現像しています。

久々すぎてすっかり忘れていましたが、今日はデジタル一眼の拾ってくる情報量に驚かされました。ハイキーな色もローキーな色もどちらも潰れず表現できて、見た目の印象に近い仕上がりです。

こちらも。HDR加工しているわけじゃないのに明るい色も暗い色も潰れず拾って表現できている。

携帯のカメラの、どこもここもスッキリクッキリと説明的に表現してくる本当っぽい嘘な仕上がりが嫌になってきて、うちの機材はもう数年前の型落ちモデルばかりですが最近はコンデジとかデジカメとか見直すようになりました。

なんでもない道でも、光がきれいだな、と思って撮った写真がその印象で仕上がるのが嬉しい。

加計のメイン通りから元加計駅のロータリーに移ってきた鯛焼屋 よしおさんは朝9時から営業されています。ありがとう。

朝早くから行動するのは良いことづくめですけれど、田舎へ行くとお店が空いていない、というのが早朝行軍の難点です。夏を過ぎたあたりからはウェアの選択も時間が経つごとに変化させられる幅を持たせなくちゃいけないのがちょっと面倒くさい。

温井ダムの紅葉っぷりを偵察にきました。これって、もうこれ以上色づかないのかな。

斬新な駐輪をしてしまった。呑気に写真を撮っていたら、満タンにしていたタンクのキャップについているワンウェイのエアベントからガソリンがだくだくと漏れてきた。

色を撮る、というよりは光を採る、だな。

紅葉した木々の写真というよりは、温度の低い空気に抗う太陽光の温かみをすくい上げてきたようだ。

もっと山に踏み込んでいきたい気分なのだけれど、午後から仕事なのでここで折り返し。

ただいま、すぅちゃん。

一度やってみたかった、出勤前焼肉定食。いつもの倍美味かった。

若い頃って季節が過ぎていくことに対してあんまりこだわりがありませんでしたが、40代のころからは春夏秋冬、1ステップずつ階段を踏み締めるようにそれぞれの季節をちゃんと捉えていかないと気が済まなくなってしまいました。この気が済まなさって何からくるのか、よくわからないのですが、それぞれの季節に色や匂いがあることを若い頃よりも知ってしまったので、それが噛み締められないと勿体無いって思ってしまうからなのかな?

とりあえず今年も、秋を拾えました。

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