2023年冬休み。
この冬は妻娘が千葉の実家へ帰るので、広島空港へ送るついでにこの日は空港あたりからのスタート。
ごぉぉぉぉ‥と到着便。滑走路を一望できる丘のキャッシュ、もう3回くらい訪問しているのに再設置されたにも関わらず見つけられませんでした。縁がないけれど、こういう景観に恵まれたところに訪れるきっかけになってくれるだけでもありがたいです。
三原城址。以前にもキャッシュがあったところですが、新しく別のキャッシュが設置されていたので寄りました。
ここは入り口がよくわかんないぞ、となる場所です。なんと駅の構内が城址に直結しています。
三原はお隣に尾道を抱えているので、特別に用事がなければただ通り過ぎてしまう街ですが、キャッシュのおかげで少し踏み込んだ観光ができます。
もともと繊維工場の施設だったレンガの建物が三原のショッピングモールの一隅に残されている、とかなかなか知り得ないです。ありがたい。
写真撮り忘れたので関連動画でも。三菱重工の敷地内に1970年代からC57が保管されています。街なかの公園などに置かれている、操作系がペンキでガチガチになっていてはまず動かないだろいうという状態のものとは違って、ここの車両はものすごく良い保管状態です。
工場の正門近くに設置されていますが、生垣に隠されて道路や正門から見えないのでこれまた普通に外を通る分には気がつきません。キャッシュはこの車両を真正面から見ることのできる敷地外に仕掛けられていました。
なぜここにSLが?と調べてみると、この三菱の工場で生産されたから、ということでした。三原の隠れた歴史を知るきっかけになる、こういうキャッシュもありがたい。
絶対に立ち寄らないような入江とか、穏やかで好き。
普段は早朝スタートでお腹の空く頃にはまだ食事のできる店が開いていない、というのが常です。今日は妻娘を送ってからのスタートだったので、お昼があっという間にやってきました。
2016年にしまなみ海道でGROMミーティングがあったときにみんなで食事したラーメン味平さんの素朴なラーメンをいつかまた食べたいと思っていたので、立ち寄りました。尾道ラーメンなのですが、背脂もほとんどなく、魚介の香りも強くありません。相変わらず特別な主張もなく、素朴でスルスルと食べられる味。安心しました。
府中市方面へ向かうショートカット路。道端に穴が。
近づいてみると足場のようなものが組まれて奥深くまで続いていて、中には水が溜まっています。
別の場所にも、穴。
こちらも水没していますが、穴は奥で曲がって先の方に続いているようです。
少し進むと右手にも穴。ここに案内板が建っていました。
銅坑の跡だそうです。1000人が楽に入れるって‥1000人って40人学級25クラス分です。すごい数ですよ。
千人坑から切り通しの峠を越えて三原側。ローラーコースターかというくらいくねくねと曲げられたガードレールが落葉した樹幹を縫うように続いていました。
江戸時代の砂防ダム、砂留。地図をみると福山市と府中市の堺になる辺りの沢には30番以上の番号がついた砂留があることがわかります。キャッシュの設置されていた4番砂留に降りてみると、谷側は石垣、山側は堆積した砂でできた原っぱになっていました。
いや、知らないことが本当にたくさんあるなということを知ることができる。ありがたい。
こちらも穴。これは古墳。
ローカルランドマーク。最近はほとんどがグーグルマップ上に掲載されているので、開拓とか発見とかいう要素がかなり減って面白くなくなってきましたね。
いまどきの無人駅。これ、作るの簡単そうだし、いいね。型ができてしまうとどの駅も判で押したように同じ建物になってしまうので全く味気ないけれど。
ちょっと不忍池を思わせるところ。そういえば妻娘は上野動物園へ行くって言っていたなぁ。
なんのことはないトリップだけれど、20箇所ほどキャッシュを巡らせてもらって、僕の頭の中の濃度の薄い地域にいろいろとマークを増やしていくことができました。
麦茶の昼ごはん作りに帰らなくちゃ。
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