休日出勤って、そのことだけを考えると前向きに受け止められるものではありません。でも、天気を選んで代休日を決められる考えると、悪いものではないとも思えます。
天気の良い初夏の午後、代休をとらせてもらって初夏の中国山地をぷらぷら走ってみました。
ここは昔可部線の線路が敷設されていた道。
月曜日は焼肉すぅちゃんがお休みなので、蕎麦でも食べようと加計の界隈で蕎麦屋を検索して一番最初に表示されたお店を選びました。清流の里気紛れ庵さん、加計のメイン通りから少しだけ外れたところにあるとても綺麗な古民家リノベ物件のお店でした。
蕎麦がメインであるにも関わらず、蕎麦の定食よりもこの日は庵主の奥さんが作った定食があと1セットあると勧められたので頼んでみたら、おかずの品数がすごいボリューム感のある定食。カウンターに座ったこともあってお店の方が気さくにお話ししてくれて、店員さんとの距離感が絶妙な居心地の良いお店でした。
木坂駅は1969年から2003年の34年間使われていた、可部線の三段峡駅までの非電化区間にある駅のひとつです。廃線後20余年経つことになります。以前も階段を登ってホームまで行ってみたことがありますが、この日はキャッシュが設置されたので立ち寄ってみました。
線路部分もかなり茂みになってきています。このまま野山の一部分になってしまうのかな。
昼食とキャッシュ以外はこれといって目的もなかったので、阿蘇へ行った気分だけでも味わおうと、県境の雲月山へ行ってみました。
広島側から雲月山へ向かう山道は、広島の中でも有数の「木漏れ日キラキラロード」です。晴れていればいつ走っても最高に光の透けた緑色の景色の中に突っ込んでいけます。
現地到着してみると阿蘇のように大草原の中にポツンと立つ‥というほど草原は広くはないけれど、毎年野焼きされて草原を維持しているこの山だけはそれっぽい雰囲気が楽しめるところです。
あやのすけさん命名の「ジェネリック阿蘇」。
雲月山、雲月山と看板を頼りにここまで走ってくることになりますが、この木を刈られて綺麗な草原になっている山は岩倉山で、雲月山はこの左手にある、あまり絵にならない山です。
一旦島根側へ抜けて、国道186号を使って広島へ戻ってきました。平坦地ではかなり逞しく走るようになっがCRFだけれど、上り坂では前へ進みません。400ccくらい欲しいなぁ。セローの頃もこの足回りであと100cc排気量があればなぁ‥ってよく思っていました。
何があるわけでもないのについつい足を運んでしまう霧ヶ谷湿原へ。ここはここ以上に高い山が周囲にほとんどないので開放感があって気持ちが良い。
気がついたら緑の写真ばかり。
聖湖近くの林道は緑のシャワーだ!
どこへ行ったというわけでもないけれど、期待通りの「晴れた初夏の中国山地新緑ツーリング」が楽しめました。
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