
石川県と福井県の県境あたりから、坂井丘陵フルーツラインを走って東尋坊へ向かいます。途中向日葵の丘というところがあって、沿道の左右がひまわり畑になっていました。

ちょうど花の正面が全光で朝日を受けてビカビカに光って見えるので、そんな時には裏もいいよ。

ずどーん。東尋坊。
ここへ来るのは高校の修学旅行以来ですから、40年ぶり。

ちょうどその頃発売開始になったカロリーメイト。まさか40年後ここでカロリーメイトを食べることになるなんて夢にも思わなかったな。アサメシ。

柱状、にも程がある。すごいな、海の中まで続いているんだろうな。

この、落ちたら大変なことになりそうな場所をそのままの形で残してくれていることに感謝。本当に転んだらただではすまないところです。

東尋坊全体の様子状態を俯瞰できるモデルがあるおかげで、全体像が掴みやすくなっていました。

まだ早朝なのでがらんとした門前商店街。高校生の時にきた時は、林の中を歩いて崖まで向かう途中に「考え直せ」「早まるな」といのちの電話の電話番号が書いた札が大量に貼ってあった覚えがあるのだけれど、それって東尋坊じゃなかったのかな。

東尋坊の北側に、気になる島が見えます。ここから見ても島の側面が柱状節理なのが分かります。

行ってみましょう。雄島という島で、中をぐるりと一周できる1.2kmほどの周遊路があります。

島に近づくと、柱状節理の異様さがより強く伝わってきます。上が欠けるんじゃなくて下から欠けていってる。

手前には摂理に沿って割れた岩がサイコロのようにゴロゴロ。

島を周遊する歩道は1周全てに敷石が並べてあるので歩きやすいです。

神社正面の鳥居から東尋坊が見える。

橋の反対側は板状摂理というかかなり傾いた柱状節理。

この島全体の構造のから、雨水が岩の節理に沿って流れることで海沿いであるにもかかわらず常に冷たい真水が湧き出す瓜割の水というところがあります。

小さな灯台も。

これぞ板状摂理。

剥がれそうだけれど人力では無理。

県境にいくつも展望所がある林道を見つけていたのでそちらへ向かいます。

概ねこんな感じのフラットダート。

見晴らしの良いところに展望台が設けてありました。

気分的には山陰にいる気分なのですが、目の前に開けているのは見たことのない地形だし、地図を見ると福井県の北部にいるし、ちょっと混乱してきました。

このあたりでもうそろそろ限界かな、と思い始めたので帰ることに。本当はこのあと兵庫県北部の玄武洞を中心としたエリアを巡ろうと思っていましたが、あのあたりはまだ訪れやすい地域なのでまたの機会でいいや。

ということで、福井県北部から7時間かけて一気に帰宅しました。
そんなに長距離・長時間を走らなくて済むよう、徐々に広島へ近づきながら各所を巡るつもりだった足掛け4泊5日の予定が、1日半を削って、足掛け3泊4日になってしまいました。
定年退職後は、トランポで移動しながら、できれば全国を巡る旅をしてみたいと思っていたのですが…これじゃ無理だわ。
全国を移動すること自体が目的なら、できるのかもしれない。でも、今の自分の視点でバイクで走ると、その地域のニッチな名勝を求めてどんどん奥へ潜り込んでいくような走り方になってしまうので、結構な疲労感を伴います。
例えば、バイクに乗るのは午前中だけにするとか、トランポ側の快適性をもっと上げるとか、工夫次第でなんとかなるのかもしれません。ただ、何より今の「その場で絞り出せるものは、全部絞り出す」みたいな考え方では、長期間の旅はもたない。
退職までに、もう少しおおらかな気持ちで旅を楽しめるよう、メンタルの方も整えておかないとダメなのかもしれません。退職してから考えるのでは遅い。今から少しずつ「自由人になる」準備を始めなくちゃ。
そんなことを思わされた、今回のトランポ旅でした。



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