AQUMO CANDLE

「水で電気が点く」というアクモキャンドルというものをご存知でしょうか。僕は最近知って、これは試してみなくてはと6個セットを早速調達、試しに1つ点けてみました。

使い方は開封して底面を2秒ほど水に浸けるだけ。液体であれば唾液や尿でも良いらしく、一度点けると1週間点灯し続けるようです。開封しなければ10年は品質を保つということで、残りの5個は防災グッズとして非常持ち出しセットに分配しておきました。

発電と発光の仕組みは、マグネシウムと酸素との化学反応で電気をつくってヘッド部のLEDを光らせるというもの。LEDは飾り気も何もなく本体にぶっ刺さっています。使う時は非常時だろうから見た目は二の次、点けば良いのだ!という姿勢をこの上なく体現している商品です。

点灯させると、かなり眩しい。うちのトイレは窓がなくて真っ暗なんだけれど、用を足すにも必要十分な明るさがあります。

キャップがオレンジ色なのは、多分こうして使うためだと思う(説明書がない)。生のLEDの白さは刺さるような強さがあるけれど、この明るさなら長時間でも付き合えそう。

発熱もしていないようなので、紙袋を被せてランタンにしてみると階段灯としても十分の明るさがあります。何日点灯するものか、このまま放置してみることにしました。

1週間とか、余裕で点灯し続けました。それどころかこれ、13日目。

輝度が落ちたら水に数秒浸けなおすと輝度が増します。

おそらく1週間というカタログ値は、本が読めるくらいの輝度を維持した場合の数値なのでしょう。今回はお試しなので基本放置で初回点灯してから消えるまでに3回水に浸け直した、という使い方です。

15日目の朝。LEDの光も弱々しくなって、水に浸けてももう明るさが戻らななくなりました。この日の夕方LEDが消灯。

一度点けたら消えるまで使い切って使い捨て、というグッズなので、うちでは非常時以外に使い道はないでしょう。でもこの小さな巨人のような性能は非常時の夜を逞しく支えてくれると思います。その日が来ないと良いな。

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