エンデュランスのオイルクーラーをGROM1に取り付けます。数多あるオイルクーラーのなかからこれを選んだ理由は、「シルバーじゃない」「ヘッドの上側につく」からです。目立たないようなものが欲しかったのです。
エンデュランスのオイルクーラーのキットには、車体に取り付けるためのバンジョーボルトが付属していません。これはエンデュランス製以外のパーツを使ってカスタマイズされたエンジン向けの配慮だと思います。
タケガワのシリンダに接続するにはタケガワの専用のロングボルト(上記写真の赤いもの)があるので、モノタロウでこれを単体で購入しました。もう一つ1.25ピッチのシングルタイプが必要なのですが、うちにあったバンジョーボルトをいくつか見つけてきてノーマルブレーキで使われていたバンジョーボルト(黒)を流用することにしました。見た目をかなり捨てた組み合わせ。
ロングタイプのバンジョーボルトは下側のシリンダ穴に。こちらがオイルクーラーから帰ってきたオイルの流路になります。
ブリジストンの耐油ゴムホースが付属のキットに付属のオイルライン。意味もなくステンメッシュじゃないところが気に入っているのですが、「耐油」とかバッチリ書いてあるので、見えない側へ回して組み付けました‥。
仮組み。給油側のホースが長くてラインが平行になりません。これでも機能的には問題ないのですが‥
気になるのでハサミで切りました。ゴムホースのオイルライン、便利。
2センチほど切りましたが、2.5センチくらい切っても良かったかも。
上下ほぼ揃ったラインになりました。
地味でいい感じ。
多分、盆栽カスタマイズされている方からすると、色違いのバンジョーボルトとか許せるモノではないのかもしれませんが、走りに関係ない部分はなるべく目立たせない実用性重視のカスタマイズなので、僕の場合は全く気にしていません。
左サイドからみてもヘッドにぴったりくっついている感じなので、とにかく目立たないのがいいです。ヘッドの下側に来るタイプだと、前輪の跳石がヒットしそうなので、オイルクーラーはできるだけ高い位置に取り付けるのが良いと思っています。
この夏の九州ツーリングではオイルクーラーのない状態で上り坂をガンガン回して走っていたら油温が上がりすぎて急激にパワーダウンしました。うちの車載の油温計で110度を超えた状態を連続稼働させるとだめな感じ。夏は1回だけジムカーナの大会で使いましたが、ウォーミングアップしすぎると本番でエンジンがダレてしまいそうだったので控えめに走ったくらいです。本格的に競技に使うとなると、このセットでも不安はあるのですが、どうなのでしょうね。オイルクーラーを上下2段に組んでみるとか?
コメントを残す