GROM ブレーキラインとフォークオイル

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GROM2のブレーキの話。フロントのブレーキキャリパーをブレンボの4ポッドに変えたものの、ブレーキホースはノーマルを使ったらGROM1とのタッチの違いが気になってしまって、結局メッシュホースを入れることにしました。ホースだけの交換ということで、うまい方法はないものかと、試しにキャリパーにブレーキパッドを1枚だけ挟んでピストンを出し切り、マスター側のリザーバータンクに残ったオイルを吸い出してホースを外してみました。するとホース内のオイルがタラタラと出てきますが、これは大した量ではないので、ウエスに吸い取らせて解決。で、新しくメッシュホースを組んで、キャリパーのピストンを押し戻すと‥

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逃げ場のないオイルは当然マスターへ。リザーバータンクにこのくらいオイルが湧き出てきます。というわけで、ライン内にはエアが無い状態。

‥と、うまいこといくかと思ったのですが、やっぱり細かい泡状のエアが出てきました。でもごく少量です。ピストンを戻すときにじわりじわりと戻していった方が良いのか、勢い良く押し込んだ方が良いのか‥機会はそうないのでなかなか検証はできませんが、試してみるのは面白いですね。

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フォークオイルも実は1回粘度を上げたのですが物足りなかったので、同じ作業をもう一回。オイルを全量抜くのが面倒だったので、キャップだけ外してフォークのアウターの伸縮で抜けるだけ抜いて、抜いた分だけ30番のオイルを注入という方法をとってみました。で、2回のブレンドで25番くらいの標準油面のフォークにはなっているはずです。ちょっと走ってみたけど、踏ん張りすぎてる感じもなくて、街乗りにはいい感じ。ブレーキのタッチも握りこんだところの抵抗感がしっかり出てきて、本当に気持ち良く普段使いできるマシンになってきました。

4日続けて2台のフォークを抜いたりつけたりオイルまみれになったり‥しばらくフォーク関係の作業は遠慮したいわ。

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