GROM ヨシムラエキパイ加工

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面白いネタが転がり込んできました。排気パイプの触媒を探していたまめしば君が、エキパイの中に径を絞り込んだインナーバッフルをみつけて、取り除いたらパワーが出たというのです。丁度現状よりも抜けの良いサイレンサーを探していたところだったので、さっそく試してみることにしました。

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エキパイの後端、サイレンサーと接合する側に、確かにスポット溶接された別パーツが差し込まれています。

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溶接部分を削りました。最初ベルトサンダーでデリケートにやっていましたが、時間がかかるのでディスクグラインダーで一息に。溶接部分はエンド部からほんの数ミリ。

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インナーバッフルをハンマーで軽くたたき込んで溶接部分がなくなったことを確認したら、ブレーキピストンプライヤーでグリグリ引き抜きます。

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摘出完了。

試走したところ、排気音の中にパンパンといった軽く乾いたような音が増えました。音量も少しだけ増したように思います。

吸気側を一切いじらずに走ってみたところ、わずかながら低回転のトルク感が落ちたように思いますが、中回転域からレッドゾーンまでの吹けあがりはこれまで味わったことのない気持ちよさ。ハイカムがちゃんと仕事させてもらえているような感じです。一通り走ったところで、これまでだとゲボゲボいっていた段階まで吸気のセットを濃くしてみましたが、綺麗に回ります。走り込んでいないので何とも言えませんが、これはアリなんじゃないかと‥。ダメなら戻せる加工ですしね。

1 Comment

まめしば。

サイレンサーのバッフルのスポット溶接といい、これといい外して下さいと言わんばかりの簡単な溶接ですよねw
改造度合いによってマフラーの抜けを調整出来るように作っているのか?
認証の取れるギリギリの音量を狙ったらこうなったのか?

メーカーの努力が垣間見えて面白いです(^_^)

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