2015愛媛ダンロップ杯第1戦の松山行脚

土曜日出勤日だったので、大会当日の朝出発で松山まで。いつもトキメクと眠れないし早起きしてしまうので、今回は「5時までは絶対に起きない」と決めて眠れない床に就き、4時頃から悶々と布団の中で1時間過ごして5時を迎えました。必要最低限の荷物をスッキリと積載させて近所のセブンイレブンでコーヒーを買って、朝5時半のスタート。

僕の仕掛けた来島海峡SAのキャッシュが「蓋だけになっている」というログが上がったので公開を停止していましたが、やっとメンテナンスできました。キャッシュの設置位置からは三連の来島海峡大橋としまなみ海道の島々が一望できる素晴らしい眺めが楽しめます。

そして山越えして会場到着。午前9時前。3時間だと思っていたけど、今治から山越えなら3時間半くらい見といたほうが良いんですね。

第1ヒート、それまでのトップタイムに2秒差をつけた1分51秒でゴールして会場が沸いた直後、うらいけさんがさらに2秒差をつけた49秒でゴールして会場がさらに沸きました‥。双方ワンペナで午前のトップタイムは1分50秒。第2ヒート、僕がノーペナで50秒で帰ってきて会場が少し沸いた直後、うらいけさんがノーペナで49秒でゴールして会場が大いに沸きました。

そこそこ気持ち良く絞り出した走りはどんな状況でもできるようにはなってきましたが、愛媛の会場をドライで走る場合、絞りきった雑巾をさらに絞って水分を全て出し切るような感覚で走らないと勝負になりません。今回の第2ヒートは、中盤以降頑張れましたが、前半が安パイな走りでした。技術じゃなくて、メンタルの問題。20代のころは時計がまわりはじめると「プチ」っと頭の中でなにかキレる感覚がすぐに得られましたが、ここ最近はプチっとキレるまでもっていくのに結構な努力が必要です。一般的に「年とともに人が丸くなっていく」というのは端から見たらそう見えるだけで、当事者としてはプチっというテンションに至らなくなったというのが正直なところだと思います。

さて、今回は数年に一度の「愛媛D杯第1戦誕生日開催」ということで、当然優勝よりも当日賞を狙っていました。主催側も心得ていらっしゃる。((大きな)子ども向けに)(大会準優勝よりも)豪華な賞品をいただきました。

これ、(本当の)子ども向けのグッズの数々なので、うちでしばらく使わせていただいたあと、ムッタンが大きくなったらお譲りします>キョウちんご一家

それにしても、ご丁寧に水まで。それに加えて水取りぞうさんまでセットになっているなんて、なかなか洒落が効いています。

5月開催は日が長いので、帰りの道すがら、四国八十八ケ所霊場に仕掛けられたキャッシュをいくつか巡って帰りました。小さなお寺も、とても風格があります。

お遍路さんがお参りされていました。四国らしい風景で、こういう場を巡ることができるきっかけをいただけるだけでもジオキャッシングをしている意味があるように思います。

おまけにこんな素敵なコンテナ。マイクロサイズじゃなくてスモールサイズよりも大きなコンテナだと、ちょっと嬉しいですね。

地図に「JA神社」と書いてあるので、なんてハイカラな神社なんだろう‥と思って現地に到着すると、「農協神社」でした。なるほどなるほど‥。20年も松山に通っているのに、こんなの本当にキャッシュハンティングしてなければ絶対に訪れないところだな‥地元松山の人も知らないんじゃないだろうか。

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下道で山越えして、今治をあとにするあたりで日暮れ。長い充実した1日でした。

もう、勝ち負けとか昇格とかよりも自分の感覚で描きたいラインを自分に合わせて作った道具でどう描くか、といった楽しみに傾いてきているようにも思います。随分前から「タイムは目的じゃなくて結果」という感覚で走っていましたが、最近練習とかしなくなって特にそう思う。

2 Comments

ぶん田

いつも思うけど良いバイクライフを過ごしてますよね~
俺も見習いたいです。

自分もプチッとしなくなって何年経つでしょうか?
まあ50過ぎてプッチとしてたら命が幾つあっても足りませんから
心地の良いテンションで走り続けたいな~と思ってます。

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>ぶん田さん
いえいえいえいえ、チャンネルは多少違うかもしれませんが、ぶん田さんのバイクライフこそ見習うべきものだと思っています。バイクライフの源ともいえるバイタリティも見習わせて頂きたいです。
それにしても、プチっとせずにあの走り‥僕ももういくつか山を越えなくちゃ見えない風景があることが改めてよくわかりました。

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