愛媛ダンロップ杯第2戦

今年は練習もしてないし(<ツーリングし過ぎw)、大会もほとんど出てないし、何といってもまだタイヤを1セットも購入してないくらいだし、おまけに腰やら首やら痛くてまともに走れるか分からないので自分のパフォーマンスを思い切り絞り出しきる姿があまりイメージできなくて、エントリーハガキも締切ギリギリになって投函しました。
今年の第1戦はナルキの運動会とカブってしまったので不参戦、その前の昨年の最終戦はGROMで走ったので、NSRを持ち込むのは1年振り。ものすごく久しぶりな感じがしたのは僕だけじゃないようで、いろんな人に「NSR久しぶりですねぇ」と声をかけていただきました。

広島からの同乗者も居なくて一人旅になるかと思いましたが、「母親・爺婆と一緒に骨董市に行く」のと「ジムカーナ観戦」の二択で後者を採ったナルキと二人で初めての遠征です。とっても新鮮。

会場でナルキが退屈するかと思って心配しましたが、子どもの心をもった大人の人がたくさんいて、全然問題ありませんでした。

愛媛ダンロップ杯は1994年に始まったそうです。ということで、もう20年ものお付き合いになります。毎回いろんな西日本を代表する役者が集まる大会になりましたね。

練習してない割には最近いろいろと発見があって、今年は切り返しの時間を短くしてターンのために何もできない時間を短くする走りを心がけています。具体的な動作・操作としては、アクセルオンしたときにハンドルを引き抜いて、オフ時に曲がる方向の反対側へ放り投げる感じ。実際にハンドルは引き抜けませんから、引き抜く動作をイメージしている時は自分の上体を思い切り臥せる感じ。ハンドルを高くしたせいもありますが、ヘルメットのチンガードがハンドルに当たることがあります。

短い時間のウォーミングアップだけで本番時にテンション高く自分のパフォーマンスを発揮したと実感できる走りをすることがこの10年間なかなか難しくて、いつもなんともいえない残尿感のあるタイム計測ばかり。たまに本番で絞り出し切った感じのある計測ができた時もありましたが、もうこれ以上はキケンだろうと思うような走りでたまたまコケなかっただけ、といった感じで毎回再現するのは難しい。‥というのが今までだったのですが、この「ハンドルを抜いて放り投げる」走法に気がついてからは、あんまりハラハラすることなくいきなりでも良いリズムで走ることができるようになりました。ウォーミングアップも走らなきゃ損みたいな感じじゃなくて、タイヤあったまればいっか、くらいの妙な自信と安心感があります。

第1ヒートが終わって、他のトップ組の失敗もありましたが1位折り返し。ここで雨降れってそりゃ少しだけ思いましたよ。

うらいけさんにタイム抜かれての第2ヒート。第1ヒートで上手くいかなかったところも押さえて結構タイム上がったかと思ったのですが、0.6秒ほどのアップで終わって2位以下確定のゴール。ナルキがVサインをしながらゴールに近づいてきたので「とーとん、負けたんだってば」と声をかけました。あとで分かったのですが、あれは勝利のVサインではなくて、僕の全く気が付いていないところでリアタイヤが跳ねたコース規制パイロンの本数を教えてくれていたようです‥。

僕。

うらいけさん。同時再生し甲斐のある、抜きつ抜かれつの走り。自分が苦手だと思っていたS字などのインフィールドで僕の方が速いのには驚きましたが、自分が得意だと思っていた直線スラロームで一気に抜かれたのにはもっと驚きました。今になって考えたらスラロームでも切り返しを意識しすぎていたのを思い出しました。あと最後の右回転のぐらつきで決定的な差が‥。

というわけで、結果3位でしたが、とっても面白かった。生タイムでは愛媛でうらいけさんに0.2秒まで迫れてまだ楽しめることが分かったし、もう少し思い切りの良さを加えることができればもうちょっと順位上げられそうな感触もあったし。

9月の愛媛大会の帰り道は、しまなみ海道で夕陽を見ることができるので、帰路も楽しいのです。

ナルキも相当楽しかったようです。遊んでいただいた皆様、どうもありがとうございました。たむさん、写真をありがとうございました。てけさん、動画をありがとうございました。

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