モトジムカーナ中国大会第1戦など

Traction主催の「ダンロップ・月刊オートバイCUP! モトジムカーナ中国大会第1戦」と前日練習会が終了しました。

前日練習会
練習会のコースは作図してみて淡白なコースかと思っていたら意外と勉強になるコースで、ガッチャマンと抜きつ抜かれつしていきながら重箱の隅をつついて搾り出すようにタイムを伸ばしていくのがとても楽しめました。一人じゃそこまで根詰めて走らないなぁ、とガッチャマンに本当に感謝です。

なんだか、「バイクを走らせることを楽しむ」「タイムを出すために走る」というより、「走り方や動きを研究することを楽しむ」という感じです。自分のギリギリが出せる道具でそろそろ限界というところまで絞り込んでいったその先にあるところに踏み込みはじめると面白いモードになる感じ。

どたばたとタイヤが路面を掻きながら前だけじゃなくて横にも流れていくような走りをした最後に、新品タイヤに履き換えたらあっさり1秒くらい伸びたりするのもまた勉強になります。

大会前夜
会場隣接の研修館ではなく、いつもと違ってスキー場駐車場の会場から5分ほど麓まで下ったところにある地域交流館での宿泊となりました。総勢20名。とてもきれいな施設で、いつもより賑やかに十分な量のお酒と笑いに包まれて、バタンキューです。飲みすぎました。

大会当日
第2ヒート、2~3秒アップを迫られて中盤あたりからそれなりにメリメリと走ったのに、張り切りすぎの突っ込みすぎて目標のパイロンを見失って、フリーセクションで予定外のラインを走ってしまいました。それでもそのロスを取り戻そうとがんばりすぎた結果、回転でボテっと転倒。

今回この張り切りすぎでパイロンを見失ったのはものすごくショックでした。ほんの一瞬のことなのに、右斜め前にあるはずのライン通過セクションの白線が真横にきていたことに気付いたあたりの周りの風景の動きはものすごいスローモーションで、大量の時間をロスしたように感じられました‥。

ジムカーナの根本の話になりますが、一発勝負でタイムを出して勝つという走り方が楽しめなくなってきているようです。折角みんなが伸びてきて競り合いができるような環境になってきたのに、このままだとメンタル面で大事なものがズルズルと自分の中から抜けていって、ある程度の高さにあるポジションに手がかからなくなりそうな感じがします。勝負より研究なら十分バイクに乗ることを楽しめるのになぁ。道場破りみたいなこととか、ちょっと破天荒なことでもして環境を変えないと、このまんまじゃ長く続かない気がする。

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