今日のツーリングは赤GROMのキョウちんと、とびしま海道の島々を巡るツーリングです。廿日市から呉まではトランポ移動。先月開通した広島南道路を経由して走ると、土曜日の8時出発で呉まで40分でした。
2台ともそれぞれメーカーの違うインジェクションコントローラー+フルエキゾースト+ハイカムをインストール済み!赤GROMは前夜にハイカムを、黄色GROMはフルエキを入れたばかりなので、動作チェックも兼ねたツーリング。
冬の間も何度か2台で走りましたが、今日はこれまでとは全然違う感じでした。伸びるのびる、とにかくエンジンがよく回る。無印GROMとはもう全然違うマシンになってしまいました。
安芸灘大橋を渡ると、ワインディング天国の下蒲刈島。山肌に沿って道が右へ左へ曲がっているだけじゃなく、複雑に分岐しながら上にも下にもつながっています。もう、島中が立体迷路。今回のツーリングは目的地が決まっているわけではなく、島々を走ることそのものが目的なので、どこを走っても良いのです。山道に飽きたら海沿いを走って、その島に飽きたら次の島へ‥という感じ。
上蒲刈島の白い砂岩の山の上。ここは訪れてみないと伝わらない思いますが、道路から外れて瀬戸内のパノラマの広がる開けたところまで来てみると、思わず声が漏れるくらいの別世界なのです。実際無線からキョウちんの大興奮の声が聞こえてきました。一通り写真を撮ったら、しばらくぼーっとしてみました。
背後にある岩山も、春らしい若い黄緑色に覆われて、以前訪れた時よりも優しい感じになっていました。
豊島→大崎下島→平羅島→中ノ島→岡村島と、島を繋ぎながら愛媛県に入って到着した港の屋台で海の幸づくしな昼食。
山へ入ったり海岸線を走ったり、復路も緩急織り交ぜて走ります。
お決まりの図。
大崎下島の人が住む集落は狭い平地に出来るだけ家を建てていった結果、軽自動車でも走るのが辛いような路地が迷路のようになっているところが多かったです。GROMだと自転車感覚で路地に入っていけます。
小さな橋から大きな橋まで、休憩場所のロケーションには困りません。
前回チャレンジした廃道は、今回も制覇できませんでした。
他にも、Googleマップでは道路として表示されていた道でもちょっと進むのを躊躇ってしまうような状態に。
素敵な風景にも頭が麻痺してきて、面倒な道が面倒に思えるようになってきたので、島巡りは終了。
その後、野呂山を一往復して駐車場まで戻ってきました。午前9時過ぎから約6時間、ほぼ走り通しだったので今日はたっぷり走っただろう‥と思ったのですが、それでも200km弱の走行距離です。ガソリン5Lも消費していない。原付ツーリングはとてもリーズナブルなのです。
そういえば、今日のツーリングで一番多く見たバイクは、GROMでした。自分たち以外に赤GROMを4台と黒GROMを1台。通りすがりのチラ見でも分かるくらいノーマルなものは1台もなし。各者各様のマシンになっていました。うちのも排気系に手を入れて、見た目にいじってるようなマシンになってしまいましたが、これからも盆栽化よりもツーリングで楽しんでいきます。
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