GROM ブレーキレバー

ノーマルのGROMはレバー位置がブレーキもクラッチも普通じゃ考えられないくらい遠いです。125ccのクセに、って感じです。クラッチはエンジン側で調整ができますが、ブレーキは調整機構がないのでなんとかするには社外品にリプレイスということになります。これをノーマルパーツでなんとかしようとするならば、マスターシリンダーのピストンを押す部分を削ってやるという手があります。

上の写真は上側がノーマル、下側が加工したもので、穴の下の突起の形状が違います。突起を削るとレバーがハンドルに近づくので、ブレーキランプを点灯させるスイッチを押してランプを消している部分に追加で板状のものを接着する必要があります。上の写真では見えづらいですがゴム板を接着してあります。

という加工でブレーキレバーも自分にあわせたベストポジションで調子良く乗っていたのですが、最近になってパッドが減ったせいなのかブレーキラインがヘタってきたせいなのか気のせいなのか、レバーが近くなりすぎて握り込むと指を挟むという状態になってしまいました。そこでスペアのレバーも加工して乗ってみましたが、臆してちょっとずつしか削っていかなかったのでなかなかベストポジションに達しない。レバーを外しては削り‥を繰り返しているうちに、ふと古いレバーをショートレバー化すれば良いんじゃんってことに気がつきました。

自分は人差し指と中指の2本がけなので、薬指以降がレバーに挟まれないようにカットします。ディスクグラインダーを使えば数秒のことなのですが、夜に加工したのでカットを糸ノコで(<金ノコでもない)。電動工具のすばらしさがよく分かりました。

ベルトサンダで切断部を整形して取り付けてみました。グーです。とても握り易い距離で、しかも指を挟まない。先端は一応滑らかに丸めてはいますが、レバー先端の玉の大きさって保安基準的な規格ってあるのかな。「外側に向けて先端が尖った又は鋭い部分があってはならない。」という曖昧な表記なんだけど、あるなら金属パテでも丸めて付けておこう。

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