GROM タペット調整など

新しいカムを入れたので、バルブクリアランスの調整です。まずタイミングホールの奥に見えるマークをTに合わせてバルブが完全に閉じた位置を探ります。ロッカーアームがバルブを押していないフリーの状態になるとクリアランス分カタカタするので分かります。クリアランスはIN側0.10mm、EX側0.17mmで±0.02mmが規定値ですが、シリンダヘッドのタペットキャップを開けてシックネスゲージを突っ込んでみるとEX側は0.30mmのゲージがスコスコ入るクリアランスでした。ロックナットは9mmで、専用工具買ってくるまで整備せずにおいておこうかと思いましたが、持っているとは思わなかった9mmのソケットが工具箱から出てきたので調整しておきました。(追記:1000円程の専用工具を使った方が圧倒的に整備性がよく、正確に整備できます。)

夜間にエンジンのヘッド回りの作業を車載でするとき、このIKEAのフレキシブルLEDライトがあるととても助かります。クランプがついていてネックがフレキシブルなので、車体の影になる部分でも狙い通りのアングルからライトを当てることができます。以前はマグライトを咥えて作業したりしていましたが、そういう煩わしさから開放されます。ケーブル部分も都合良くかなり長めになっているところも使い勝手が良いです。

さて、2014年1月から廿日市市は原付のご当地ナンバーの発行を始めました。地域を代表する世界遺産、宮島の大鳥居という宗教色も含んだモチーフが主となるデザインになっていますが、日本各地のご当地ナンバーと比較しても引けを取らない良いデザインだと思いますし、実物は結構深めにエンボスされていて品がある仕上がりとなっています。
ただ、周辺部分の深めにとっている膨らみのせいで、そのまま取り付けるとボルト部分がメコメコと凹んでプレート自体が歪んでしまいます。

そこで裏側にナットをスペーサーとして咬ましてみました。これはこれでOKだったのですが、

GROMの場合、ナンバープレートは取り付けボルトの2カ所と、上の写真でいうところのTractionステッカーの上の丸いゴムの3点でプレートを固定しているので、上側にスペーサーが入ることでナンバープレートの下部がゴムに当たらなくなってペラペラ動くようになってしまいました。

そこで、ナンバープレートの裏側の丸いゴムに当たる部分にゴムのスペーサーを何層か貼って高さを調節して、しっかりと動かないようにナンバープレートの固定ができました。

2 Comments

すねお

ふと思ったのですが、そういったデザインが許されるなら個人でペイントとかしてもいいのでしょうか?
やっぱソレは違法なんでしょうかね。
でもなんかもう境界線あんま無いような、お巡りさんも把握できないでしょとかw

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つがたく

>すねおさん
広島市のプレートのデザイン募集していたので応募してみましたけど、サイズとおおまかな自賠責ステッカー貼る位置の指定だけであとは文字サイズとかは指定がなかったですよ(文字数は指定がありましたけど)。
おまわりさん、もう大変ね。原付のプレートについては地元以外絶対把握できないw

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