NSR250R 大径プーリー

RCバルブ関係のトラブルを解消しようと取り組んでいた過程のなかで、純正のRCバルブサーボモータのプーリーではRCバルブが全開~全閉まで使えていないということがわかりました。モーターが回らなくなったついでに、手動で全開にしたり全閉にしたりしてみたところ、全開ではパワーバンドに入ると恐ろしい加速をするし、全閉では4サイクルじゃないのかと思うくらいの低速からのモリモリしたトルク感が得られます。これをすべての範囲で使い切ることができればエンジン特性としてはものすごく有利なマシンになるのに‥と思っていたところ、とある筋からRCサーボモーターに取り付ける大径のプーリーを入手しました。

ワイヤの通る溝の上側を揃えて写真を撮ってみたら、下側はかなりずれていることがわかります。ノギスの歯が入らない隙間なので具体的に径は計っていませんが、企業秘密的な要素もありそうなのであえて詰めて計るのはやめておきます。

さて取り付け‥と思ったら、はまらない。モーターの軸径が8mmなのに対して、穴もドンぴしゃりの8mmでキツいのです。叩き込んだら入りそうですが外すのが大変そう。プーリー側の穴を広げようにも0.1mm穴を広げるためのドリルもない‥ということで、

モーター側の軸をベルトサンダで少し削りました。モーターはスペアあるしね。

ほんのわずか削って見事に装着できました。あらかじめノーマルのプーリーを取り付けていた時点で、HiとLoの稼動範囲をマーキングしておいたので、ジムカーナで使いますから全閉優先でLoの時点でRCバルブが全閉になるように調整して、ワイヤの張りをHiの引き側で調整しました。

全閉のLo側。大径のプーリーが入っているのでワイヤに余裕を持たすためにシリンダ側の調整ネジがかなりねじ込まれています。RCバルブを動かすための蝶々型のプーリーが調整ネジにぶつかりそうです。

Hi側。Lo側優先で調整しましたが、Hi側でもほぼ全開です。大径プーリーがよく考えられたサイズで作られているということですね。

2 Comments

カントク

面白ひでするねえ
こりは 考えたこと なかつた
ただ 調整は シビアかも?

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つがたく

>カントク
僕の場合、サーボモーターの動かないNSRを全閉固定で本番走ってもそれなりに走れたことから、上の全開っぷりには期待をしなくても良い感じです。
それと
http://blogs.yahoo.co.jp/oddsdegoodday/32576555.html
に面白い計算している人が居ました。全開ギリギリに調整してしまうと、バルブの逃げの穴にカーボンが堆積して全開しきらずにモーターに負荷がかかってしまうかも、と。そういう意味でも全閉方向に振った方が安心に思います。(って、RCバルブにゴテゴテにカーボン堆積するほど腰上開けなくて済むくらいノントラブルってこと、これまでにないんですけど‥)

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