GROM 腰上清掃

GROMの排気口周辺が妙にススけるので、シリンダ~排気管の掃除をしてみました。

エンジンの排気ポートに接するエキゾーストパイプ周辺は塊になって堆積はしていないまでもカーボンの付着が激しい。

サランラップ&輪ゴムで口をふさいで‥

サンエスK1の溶液を流し込んで温めてみました。結果から言うと作りたてじゃなくて2年越しのサンエスK1だったのが悪かったのか、ほとんど効果ありませんでした。

続いてエンジン側。部品点数がものすごく少ないので、シリンダを抜くまでの分解はとても簡単です。

ピストンのヘッド部。堆積、黒コゲです。4ストのエンジンの分解経験がほとんどないので、このくらいのカーボンの堆積が普通なのか異常なのかよく分かりません。

シリンダヘッド側。こちらは以前開けたときも見なかったことにしてそのまま蓋をしたので、結構たっぷりとカーボンが堆積しています。バルブスプリングコンプレッサーがないので完全分解できず出来る範囲で清掃しておきました。

やわらかめのワイヤブラシでひたすらこする作業。

この後インジェクターを大きい方に換えて組んだところ、ECUのリセットをしてもエンジンストールを繰り返すので何事かと思ったら、アイドリングを極端に下げていたのが(<停車時のハンドル周りの振動対策)新しいインジェクターと相性悪かったようです。スクリューを全閉から2回転戻しの標準セットに戻して解決しましたが、試走するとレッドゾーン手前の7000回転あたりから点火カットが起こっているような症状が発生してこれについては解決しませんでした。

サイレンサーは3室構造になっているので液体を流し込むわけにもいかず今回はそのまま手をつけずに組んだら、結局排気口のスス問題も解決せず、どちらかというとプラスといえないような分解整備となりました。ううん、来年に続く。

(2014年1月4日追記:4日ほど寝かせておいて走ってみたら、レブリミット問題解決していました。ECUが車体の構成を理解するのに10kmくらい走らせなくてはならないとか聞いたことがありますが、レッドゾーン手前で燃料供給が足りなくなるか、または点火カットがおこっているようなガスガスっとしたパワーダウンがなくなっています。最近のバイク、面白い。)

7 Comments

ぐり

はじめまして
NUDA900Rに興味があり ここにたどり着いて
楽しく拝見させてもらっております
今年一年お疲れ様でした
また来年もよらせていただきます
よろしくお願いします。

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つがたく

>ぐりさん
はじめまして。ありがとうございます。励みになります。
最近はNUDAに乗っても直線番長なだけで、もう山道は気温が低くて楽しく走れなくなってしまいました。ので、秋あたりからNUDAの記事が減ってしまって大変恐縮なのですが、また暖かくなったら今年とは違った楽しみ方でまた出かけてみようと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、良いお年を。

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つがたく

>doiさん
うちのシリンダーでの話ですが、大きい方のインジェクターにすることで中低速のトルク感はアップしました。上り坂なんかで差が出そうなフィーリングです。

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