ハイエース タイヤチェーン

過去10年広島市とその近隣に住んでいて、平地で車のチェーンが必要だったことは1回もありませんでした。たまたま休日に雪が積もったりしましたが、平日は不思議と不要でした。

そうはいっても必要な時にないと困るので、念のためハイエース用に非金属タイプのチェーンを購入してみました。以前乗っていたノアでも非金属チェーンを使っていましたが、雪山で装着するときに事前に練習しておいて良かったーと心底思ったので、今回も事前に装着してみることに。備忘録としてその様子を載せておきます。

「スノーゴリラ コマンダーII」という非金属タイプで一番安いモデルを購入したので、ハードースは付属していませんでした。どうでも良い話ですが、スノーゴリラといえばコブラですね。ほんとどうでもいいですね。

以前ノアに使っていた製品はチェーンの切れ目が3カ所あって車体を動かさずに装着できましたが、この製品は切れ目が1カ所なのでまず巻けるだけ巻いて、最後はタイヤを回して(ジャッキアップ or 少し後退)巻き付ける必要があります。フックを外側にしてタイヤに巻いて、付属のゴムバンドでフック3カ所を引っ掛けて軽くテンションをかけた状態で車タイヤ回します。目安としてスパイクがタイヤのセンターになるようにセット。

付属のマニュアルでは「1/3ほどタイヤを回して」と書いてありましたが、1/2回した方が作業し易いです。タイヤハウスの内側になる切れ目はワンタッチではめ外しができるクリップで繋げられるのでパチンとはめ込みます。その際、先に3カ所止めしたゴムバンドは外しておかないと絶対にクリップ同士が届きません。裏側が止まったら外側もフックを引っ掛けてタイヤの外周をチェーンで包みます。

手でゴムバンドを引っ張るのには結構な力が必要なので、付属の特殊工具でフックにゴムをかけていきます。

タイヤ1本につき2本のゴムバンド。それぞれをフック1個飛ばしでかけていくだけでも結構なテンションがかかるので良いかなと思いましたが、きちんと全てのフックにゴムバンドを2本かけた方が気持ちの上でも安心です。

出来上がり。決定的な欠点として、ホイール(キャップ)にフックが直で当たっているので、走行すると間違いなく傷が入りそう。養生しておく必要があります。養生はフック側にガムテープを巻いても、ホイールに砂がついた状態で擦れると傷が入るので、ホイール側を養生すること。
ハイエース純正のホイールキャップは6本スポークっぽいデザインですが、ホイール側が8本スポークのデザインになっていれば、うまいこと逃げが重なって回避できる問題かもしれません。

外すのは、ゴムバンドやチェーンのクリップなどを外してチェーンを地面に敷き、そのまま前進または後退してチェーンを地面に置き去りにすればOK。収まりは悪いですが、付属の収納袋に突っ込んで作業終了。

作業してみた結果、タイヤに抱きつくような作業になりますので、雪山へ向かう途中で装着するとなると普段着で絶対にしたくない作業内容でした。また気温の低い中指先を使う作業になるのでグローブ必須ですが、これまたグチャグチャになる作業ですから、軍手のインナー用にニトリルグローブを数枚用意しておくことにします。あとホイールの養生用のガムテープなんかも忘れないようにセットしておきましょうね。

2 Comments

きゅー

つがたくさん、はじめまして。私、『きゅー』と申します。
ジムカーナ関連のブログで辿り着きました。

広島の沿岸部では、滅多にチェーンは必要がないですよね。
旧市内では早朝、深夜の橋上以外では必要ないですし。

チェーン取付の事前練習は必要ですよね。
あと、雪かき用に組み立て式の小さなショベルがあると便利だと思います。

また遊びに来させて頂きます。今後とも宜しくお願い致します。
http://kyuripakupaku.blog.fc2.com/

返信する
つがたく

>きゅーさん
はじめまして‥というかコメント遅くなって申し訳ありません。
ショベル、調達して車載しておきます。車体の裏側とか結構積載空間の穴場だと思うので、長尺ものなんかそこに括っておくのもアリですね。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です