GROM 愛媛ダンロップ杯最終戦参戦

愛媛ダンロップ杯最終戦。ハイエースが間に合えば車中泊でと思っていたのですが、ギリギリまで納車が間に合うか分からず、宿も抑えてもらっていたことから、今回は自走で行ってみることにしました。今回はここまでいろいろいじってきたGROMで参戦です。

大会前日の土曜日はツーリングには最高の好天で、しまなみ海道をゆっくり渡って現地入りしたいところでしたが、リアサスもポン付けでいきなり本番というのもないだろう、と会場の二輪車交通公園で練習をするために広島港からフェリーで松山入り。自走で愛媛大会なんて10年以上振りです。昔と違うのは前日入りなので朝一番じゃないことと、一人ぼっちということ。

自分の動画はないのですが、作田さんがうちのGROMに乗って流しているところ。別段、ドラマチックな展開はないです。流しているだけの映像です。

転倒時のリアウインカーの破損を避けるために、リアフェンダーごと取り外しています。右グリップは大会用にノーマルグリップに戻しましたが、左グリップはグリップヒーターをつけたままなので、グリップゴムを守るために大げさなナックルガードをつけています。

自分が走ってみて、シフトアップのない練習コースのスラロームならC1選手の選手にそれほど離されずに走り終えられる程度。コーナリング中ステップは接地しまくり。二輪公園の荒い路面でみるみるステップが削られて行きました‥。

夜、愛媛大会前日恒例のゼロヒート。今年も第3戦のゼロヒートは道後温泉の格式高いホテルでコース料理をいただきながらの会となりました。参加者の1/3は関東からの面々という豪勢な会。はじめは見た目にも美しい料理を愛でつつおとなしく話をしていたように思いますが‥

結局じっとしていられない人たちがの集まりでした。

大会当日。ホテルから会場まで15分という好アクセスなものですから油断していました。もうすっかりみなさんお集まりでした。

いろんな方に「え、自走なんですか!?」と驚かれましたが、実際自宅から広島港まで16km、松山観光港から会場まで15km程度ですから実質30km少々しか走らなくて良いのです。船旅が3時間と長いだけで、朝一出発でも疲労感は全くないような距離なのです。

走りの方は、動画がいただけたらまた掲載します。走っている分には結構楽しくて、がんばってる感もあるのですが、実際タイムを聞いてみるとガックリ。生タイムでもクラス最下位。トミー比110%台。あともうチョイでC1タイムというところでした。コースの設定にもよりますが、全部ローギアで走れるようなちまちましたところなら今の状態でも110%は切れます。でも2速、場所によっては3速に入るような設定のコースだと、パワーと加速力不足でかなりしんどいです。
今回一番どうしようもなかったのはバンク角で、調子にのって回転してるとガリガリと接地してしまうような状態。スポーツ走行で使用する以前の問題でした。幅を切りつめてもよいのですが、それだとブーツの底が擦れてなくなっていくし‥というわけでステップは上方に上げる方向で考えていかないといけません。

黒いポストンさんのエンジンに手の入っているXR100にのさせてもらいましたが、ボアアップして125ccというXRの方が断然パワーがあって、伸びも良い。GROMでジムカーナしてタイム出していこうというなら、ここから先はエンジンに手を入れて少しでもパワーを稼いでいかないといけない=お金がかかる ということが今回の収穫でした。
ハンドリングは気持ちよく、やフレームや足回りはまだまだ余裕ありそうなのでホントにもったいない。とにかくエンジンパワーが欲しいです。

 

‥とはいいながら、のんびりツーリングや通勤にも使うのにパワーを絞りだすためにカリカリしたエンジンを作って乗る、というのも気のりせず‥付き合い方をまたちょっと考えなくちゃいけないですね。

帰りは中Tさんのいとこさんから陣中見舞いいただいた文字通り「みかん箱」を積んで(<いつもありがとうございます)、しまなみ海道ツーリングしてきた(<悔しい)せとげち君とスピカと一緒の船旅でした。GROMの自走参戦自体は、ホントに苦もなく楽しい最終戦となりました。

大会は辛いけどNSRの方がいいかな。今年調子悪くしてしまったところを、この冬ゆっくり直していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です