GROM ハンドル周り

ツーリンググッズが到着したので早速取り付け。数あるグリップヒーターの中でこれを選んだ選定理由は、単純に知人の勧め。この商品、幅が13cmのものと12cmのものがあります。GROMのグリップ幅は12cmでした。うちにある排気量の大きい他の車両は13cmなのかと測ってみたら、NSRもNUDAも12cmでした。

グリップヒータを取り付ける上で一番躊躇するのは、グリップ径がノーマルに比べて太くなってしまうことでした。グリップは細いほど良いと思っているのですが、ノーマルのグリップは直径30mm。

グリップヒータ付きのグリップは35.5mm。  握ると少しもっさりした太さです。

接続に関してマニュアルが今ひとつ不案内なのですが、付属していた配線の長さからするとバッテリー側でメインキーに連動した電源とマイナスアースの確保、ヘッドライト裏でハンドル・温度切り替えスイッチのケーブルをカプラで接続という仕様。

付属のケーブルにヒューズも噛ませてあったので、本体のヒューズは経由せずにメインキーから10Aのヒューズにつながっている黒/赤ケーブルに+側のケーブルを割り込ませます。

アースはバッテリーの-端子に直接接続しました。収まりとしてはこんな感じ。パッと見、特別変わっている感じはしません。

ヒーターの電源を入れてみました。すぐに暖まるわけじゃありませんが、じわじわと暖かく‥というか熱いくらいになってきます。赤いボタンで5段階に切り替え可能です。

GROMのハンドルバーエンドのキャップ(というかバランサーウェイト?)、+のボルトで固定してあるのですがかなり硬く、普通にドライバーで回そうとするとナメそうな感じ。インパクトドライバーや、写真のようにメガネレンチをかけられるドライバーがないと、外すのが難しいです。

外したバーエンド。ボルトにらせん状のネジ山をつぶしたような跡がついています。

この商品の特徴のひとつに、グリップからケーブルの出る向きが、グリップの円周方向に沿っているという点が挙げられます。組んだ後にケーブルの取り回しに無理がなくて良いです。

何の問題もなく左ハンドルの作業を終えて、アクセル側の作業にとりかかると‥高圧エアを吹き込んでもアクセルのゴムが抜けない。引っ張ってもねじっても全然抜ける気配が感じられないのです。悪戦苦闘の末抜いてびっくり、グリップの内側は付け根側もエンド側もテーパー状の出っ張りがあって、グリップそのものにも突起がたくさん。引っ張ってもねじっても抜けないようになっているのです。もちろん、このままではヒーター付きのグリップが差し込めません。

そこで、エンド側の出っ張りはベルトサンダで山を落としました。内側の山は削り取る作業がしづらいので、グリップ側をリューターで削って対応。これは加工用の工具類がないとちょっとめんどくさい作りです‥。

ヒーター付きのグリップでジムカーナをして、転倒でもしてグリップを損傷するのはちょっといただけないので、グリップを守ためにナックルガードを購入してみました。先日取り付けた風除けのためのブッシュガードとは排他選択になりますが、ヒーターも入ったことだし、ちょっとこれで走ってみようと思います。

というわけで、作業完了。ガイキングの角かラオウの兜か、っちゅーくらい目立つ。すり抜けにも支障をきたしそうな幅。ジムカーナで使うにも、進入でパイロン引っ掛けそう。

箱やナックルガードを着けたりすると、もともとコンパクトだったGROMがひとまわり大きくなって見えます。

パーツの送料を浮かす目的でZOILも購入しました。2600kmで3回目のオイル交換。ちょっと早いかと思いましたが、先日ジムカーナでぶん回した時に、こりゃオイルの交換サイクルちょっと早めてやらないとかわいそうだなぁ‥と思っていたので、気分的にはもう頃合でした。

NUDA用にストックしている5W40のオイルにZOILを混ぜてオイルを交換した結果‥オイルの粘度が下がったせいかZOILのせいか、それまで入っていたメーカー純正のオイルが劣化しまくっていたからなのかは分かりませんが、加速のスムーズさと伸びが全然違う。一般道で分かるくらいだから相当滑らかになっているのだと思います。GROMオーナーの方でホンダ純正オイルを使っている方、是非お試しください。。

2 Comments

付けましたか。動きが速いなあ。すっかりGROM漬けですねえ。
キジマのグリップヒータはこれのOEMらしいので、
壊したときとか部品出るかもしれません。

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>柏君
小さいの、気軽に乗れて面白いよ。
この数年、冬場はほとんどバイクに乗らなかったけど、
今年は走り回ると思うので、グリップヒーターに期待しています。

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