MacBook Windowsとの共存その2

Core2Duo T8300(2.4GHz)のMacBookでVMwareFusion(仮想PCソフト)を使用してWindowsVistaHomeBasicを自分環境で動かすまでの経緯 その2。

もともとマックを使っていたこともあって、Windowsを使うようになってからも普段から自分用に使うWindowsマシンは左Ctrlキーと左 Altキーのアサインを差し替えて使っていました(<通常Altの左親指の位置がCtrlになっている)。今回MacBookを購入するにあたってASCII配列のキーボードにしたため、Windowsを使う上でDeleteキーや半角全角キーだけではく、僕としては必須のPrintScreen、Home、 Endなどのキーをどうするかという問題があります(MacのノートにはDeleteキーやHomeなどのキーがないのでASCII配列にする問題以前にキーの数自体が少ないのです)。というわけで、ただ Windowsがインストールできれば良いというわけではなく、「Windowsでも自分がちゃんと使えるキーアサイン」がとても重要なわけです。

これについてはBootCampでも仮想PCでも同様の悩みを持っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるようで、いろんな情報がみつかります。というわけで、自分用のまとめ。

■ BootCamp上のWindowsVistaのキー設定、アサインの変更
BootCampでWindowsを使用すると、ファンクションキーがボリュームや輝度の調整などのMacのハード制御用に使われてしまって、半角変換のためにF10キーを押したらミュートしてしまったり、という状態がデフォルトになってしまいます(MacOSの場合はFnキーとのコンビネーションで有効になる)。調べてみると、MacOSで使うファンクションキーとFnキーの組み合わせとは逆に、WindowsではFnキーを押しながらF10 などを押すとファンクションキーとして働くことがわかりました。不便です。もう少し調べてみると、コントロールパネルに追加されているBootCampのユーティリティでその設定をMac同様Fnキーとのコンビネーションでハード制御として使えるように変更できました。これで一つ解決。

次はキーアサインの変更です。これまでキーアサインの変更は「ChangeKey」というレジストリ変更をして常駐しないソフトに頼ってきたのですが、これがWindowsVista対応じゃないんですねぇ。というわけで特定のキーのみを変更するのではなく、完全に任意でキーアサインを変更できるソフトを探してみたところ、「AutoHotkey」というソフトにいきつきました。委細は「AutoHotkeyを流行らせるページ」に詳しく載っているので譲りますが、キーアサインの変更が完全にできるだけではなく、プログラムの起動なども設定できて簡易ランチャとしても使用できます。

これで、左側の[control]-[option]-[command]を[Windows]-[Alt]-[Ctrl] に、普段使わない右側の[command]-[option]を[Home]-[End]に、[F12]を[Del]キーにアサイン変更して無事使いやすい環境のできあがり。半角/全角に関しては、Macと同じくCommand+Spaceで切り替えられるよう、IMEを設定しておきました。Macと切り替えて使っても、違和感がなくてすばらしく良い感じです。

なお、他のソフトに関してはこちらで9種類のキーアサイン変更ソフトを簡単に解説してくれています。

さあ、これで解決と思って仮想PC上でもAutoHotKeyで同じ設定をしてみたところ‥Ctrlキーに設定したキーだけがそれと反応するまでに2回キーを押さなくちゃいけないようです。例えばコピーのためにCtrl+Cを押しても、1回目は反応せずにCキーを入力した状態になってしまう。うーん、続きはまた明日。

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