NUDA900R ラジエータコアガード

ラジエータフィンの間に溜まっていく小石をなんとかしようと、最初はコアの中央部分だけ目の細か目なメッシュカバーを取り付けようと思っていましたが、中央部の目が細かいコアガードをエッチングファクトリーさんが作っていたのでこちらにすることにしました。が、NUDA900用はラインナップにありません。BMW F800とラジエータ形状が同じなので何とかなるだろう、とオーダーしてみました。

材質はステンレス、加工方法は「エッチング」。エッチングというと銅板を腐食させて描画する版画の技法しか思い浮かばないのですが、この製品は1枚物のステンレスに腐食液をかけて型を抜いていく製法なのだそうです。パンチングで穴をあけていく加工方法ではないのでたわみもなく、全ての縁で手が切れそうなくらいものすごくエッジがシャープです。

ツーリング後のラジエータコア。小石やら虫やらがコアの間に挟まっています。特に中央部がひどい。マイナスドライバで丁寧に掃除しました。

さて、コアガードを取付けようと本体に当ててみましたが、下側はラジエータと冷却ファンを固定するネジに共締めする構造なのに、穴がどう見ても小さい‥。6mmの穴にドリルで拡張します。

上側はマニュアルによると「コアガード上部の爪をラジエータ本体に引っかけ‥」とあります。んなことしたら、ラジエータが傷つくじゃないですか。それ以前に、引っかける受けもありません。

上部はとりあえずタイラップ止めしてみました。ステンレスのコアガードがラジエータと擦れないように、エッジに細身のシリコンチューブを咬ませておきました。

下部は中央のネジ1本だけでは両端がパタパタするので、タイラップを通して頭だけ残して切断。

ドレスアップしたいわけじゃないので、目立って欲しいわけじゃありません。黒く塗装しようかとも思いましたが、ステンレスの地がキレイだし、跳ねた小石で塗膜が剥がれるのは必至なので、とりあえずはこのまま使ってみようと思います。

2 Comments

つがたく

>カントク
へぇ。劣化に気をつけておきます。
コアガードよりも格段に重いNSRの冷却ファンも
タイラップ止めなんですけどね。

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