アースミュージアム元宇品

広島港の東側に位置する元宇品(陸繋島)は、昭和25年に瀬戸内海国立公園に指定されています。開発が制限されているため広島市街の一部のような場所にありながら、原生林や砂浜の海岸などたくさんの自然が残る場所となっています。

自宅近隣のいくらでもある山の中というのとは違って、街に遊びに行ったのに自然観察を楽しむことができる、というちょっと変わった場所。今日は麦茶を連れて散歩に行ってきました。

宇品灯台の駐車場に車を置いて、歩きます。

海岸線は波に濡れずに周遊ができるように必要最低限の護岸整備がされています。この道沿いの岩壁はほとんど自然のまま手をつけられておらず岩盤が露出しているのですが、この岩石に関する説明書きのある標柱によると、

ここは花崗岩の割れ目に貫入したマグマの岩脈。

貫入している岩石と、それを挟んでいるのは花崗岩です。貫入している岩も花崗岩質なのだそうですが、明らかに色も質も違って見えます。

この曲がっているのも岩脈。

水平方向にも。

画面中央から左に向かって岩脈。

画面中央の上2.5mのところからは右方向にも岩脈が続いています。もともとは1本の繋がった岩脈で、正断層によってズレています。

キューブ状に節理の入った崖。

海から覗いている落石も、摂理に沿って割れたのか、綺麗に方形をしています。

先ほどのキューブ状の節理とはまた違った割れ方をしている花崗岩に何か別の岩がはまっているのかと思ったら、別の岩はボロボロと崩れる花崗岩の内側でした。

花崗岩って内部も手で触ってボロボロ崩れるような岩なのかと思っていたら、ボロボロな表面は風化した結果なのですね。

全然材質の違う岩に見える。

多分、何気なく歩いているとこれらのいろんな岩の表情に気がつかないでしょう。この道路に並んでいる岩壁をミュージアムと呼びたくなる気持ちもわかります。

一周4km弱。日差しのある冬の散歩にちょうど良い散歩でした。

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