令和8年度共通テスト 情報 I 大問2のB解説

AND・OR・NOT演算の問題は今年か来年あたりに出題されると考えていたが、この問題はまさかの出題方法であった。大問3を開いた瞬間に「なんて問題を出題するんだ!?」と声が漏れそうになった。
余計な情報で難しく見せているためこれはひらめきがないと相当な難問だと思うが、画像の色とAND・OR・NOT演算とのつながりに気がついてしまえば非常に簡単な問題である。この大問の解説については世界一わかりやすいと自負している。


白(1)に0や1をOR演算すると、1でも0でも1
黒(0)に0や1をOR演算すると、1なら1、0なら0
が理解できれば解答できる。

1111と1010をそれぞれの桁でOR演算すると、

コ:7 1111

0000と0110をそれぞれの桁でOR演算すると、

サ:3 0110

画像があったり4ビットで表現されたりしているが、白は11、黒は00、それ以外の画像部分は10として考えてみる。これに気が付けば難しくない。

図5(B)は、背景→11、キャラクター→10と考える(11/10とする)。図7は背景→10、白抜き→11である(10/11とする)。これらの各桁を演算して、背景10・キャラクター10(10/10)になる「ある演算」は

シ:0 AND演算 となる。

図9は、クマは濃いグレー、背景はそれよりも明度の高い色の集まりになっている。クマ以外の背景色はヒストグラム中では、

ス:2 となる。

この問題はセチソタまたはセソチタの順に考える必要がある。またこの問題も白は11、黒は00、実像は背景だろうがクマだろうが10と考えてみる。

セについて
背景の部分/クマの部分 で考える。10/10に何をAND演算すれば10/00になるのかを問われている。10/10には11/00(背景白/クマ黒)をAND演算すると10/00になる

チについて
10/00に何をOR演算すると10/10になるか。00/10(背景黒/クマ実像)で可能である。

ソについて
これはセの11/00を反転した画像になるので、00/11(背景黒/クマ白)である。

タの演算について
00/11と10/10を何演算すると、00/10になるかを問われている。AND演算である。

以上の推察から

セ:3
ソ:5
タ:0
チ:0
 となる。

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