NSR 腰上パーツ洗浄

仕事から帰宅後、パーツの洗浄です。
いつも使っているサンエスのK1に加えて、今年はサンエスのカーボンリムーバーという洗浄剤を使ってみました。「アルミパーツなどは侵されないよう5分おきに取り出してチェックしてください」と注意書きがあるくらいですから、相当効きそうです。

カーボンリムーバーは黒砂糖の固まりみたいになっています。袋の上から手でほぐして10％の溶液をつくるために、適量を計量。

できた溶液と、それに浸けられるパーツ類。
特に手前のRCバルブのカーボンの堆積がひどくて、表面がザラザラしています。

ピストンはコゲコゲになっているヘッド部だけをカーボンリムーバーに浸けます。

同時進行で、サンエスK1の溶液をつくります。8Lの水にサンエスK1を袋半分の250g投入。

温度が高いと効果が高いということなので、ストーブで熱します。冬の整備にピッタリ。揮発性の溶剤の入った洗浄剤と違って、水で溶いているものなので安心です。

サンエスK1にしばらく浸けて流水で洗浄したシリンダーの排気ポート。カーボンで真っ黒だったのものが、きれいになりました。

30分ほどカーボンリムーバーに浸けていたRCバルブ。取り出して箸でつつくだけで堆積したカーボンがズルズルととれていきます。これはすごい！流水で洗いながらワイヤブラシで擦ると概ねとれましたが、全部は取りきれなかったので最後にリューター＋ワイヤブラシで仕上げました。昨年までは全部ワイヤブラシで削り取っていましたが、この作業に1日費やしていました。大幅な作業時間短縮です。