NSRオフシーズン整備

シーズン終了。マシンの調子も良いし、今年の整備は各部の洗浄で済むかなー‥と楽観していました。エアクリーナーボックスを開けてビックリ。エレメントのウレタンが劣化してキャブレターが吸い込みまくっていました。

前バンク(車体右側のシリンダ、写真上の方)が特にひどい。粉状になったウレタンがビッシリです。キャブはシーズン中に何度か外していますから、エアクリーナーエレメントが破れたのは最近のことなのだと思います。

前バンク側のチャンバーは、液体が溜まっています。これはいつものことなのですが‥前バンクがヘッド部が低いからなんでしょうか。後ろバンク側からは全く液体が出てきません。
この液体、アクセル全開にすると排圧でチャンバーから飛沫として飛び出してくるので困りモノ。

シリンダ。排気口のリブの上部の削れ、表面のコーティングは既になくなっている模様。シリンダ内部そのものはクロスハッチもきれいに残っているので、このまま使うんですけどね。

同時進行で夏に擦ってしまったバンパーの補修もしていたのですが、1時間で硬化するはずのエポキシパテが3時間経ってもベタベタ。夜寝る前になったら硬化していましたけど、翌日雨で週明けまでに塗装が間に合わないという恥ずかしい事態に。

右が新品のドライブスプロケット。偏摩耗してるとは思ったけど、新品と比べると相当な削れ方でした。今のNSRに乗り換えてから1回も換えてないので、競技専用で6年使った結果がこれ。

昨年ピカピカに洗浄後1年使ったエンジンの排気ポートとRCバルブ。うっすらザラザラとカーボンが堆積していて、バルブの動きは洗浄後のものを組んだときのカチンカチンという状態ではなくなっています。コレ見ると、腰上の整備を1年とばしとかにすると、状態を良く保てないだけでなく、堆積したカーボンの除去も手間が増えそうです。

センターシールのチェック。上側のクランクケース内に混合燃料を200mlほど注いでしばらく放置して、下側のクランクケースから混合燃料が流れて来たら、各気筒のシールが保てなくなっている状態なので、クランクごと交換という恐ろしい結果になるかどうかのテスト。新品クランクは10万円超えているようです。それもヘヴィーですが、腰下(クランクケース)を割らないといけなくなるので、作業量もヘヴィーなものに。
というわけで、いつもドキドキするテストですが、今年も無事でした。もうね、センターシール終わったらNSR降りるかも(<うそ。多分もう1台買ってくる‥)。

左が前バンク、右が後ろバンクのピストン類。後ろバンク側はRCバルブのシャフト回りがギトギトでした。

ガスケットの在庫がないのと洗浄剤の在庫切れなので、この週末はこれでおしまい。

ブレーキまわり、フォークの全バラもこの冬にと思っています。1月に新しい車両が手に入るまでに作業を終わらせておきたいところ。

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