GB250 エア漏れ修理

GW2日目、朝からGBで出かけてみようと思ったら‥バイクが重い。エア抜けしているのは施工が初めてでやや雑作業だったフロントかと思ったら、割と丁寧に仕事したはずのリアでした。うへー、キット購入し直してやりなおし?それ以前にこれからとりあえず走らせるためにチューブを突っ込む作業?めんどくさー‥と思いながら、多分他にもこういう事例はあるだろうと調べてみたところ、メーカーからエア漏れ防止剤が発売されていました。他にも一部エア漏れしているテープを切り取ってそこだけ施工し直すという例も。

まずはどこから漏れているのか調べるためにホイールが入る大きさの容器を用意しなくてはなりません。容器容器‥と思い浮かんだのが衣装ケース。なかなか良いサイズです。

漬けたとたん、気泡が出はじめました。何ヶ所かあるのかと思ったら、ここだけ。1箇所だけならとりあえず部分施工で。10cm弱残っていたチューブレスキットのテープをゴミ箱から探し出しました。

問題の箇所。反射するのでライトをいろいろな角度から当ててみるのですが、外観的には問題なさそうに見えます。エアもブクブク漏れているわけではなくて、本当に僅かずつ漏れているので、見なかったことにしてそっと蓋を閉じれば1日走るだけなら大丈夫そうな気もします。でも、毎回走り出す前にエアを補充して走るというのもどうかと思うので、やっぱり剥ぎます。

カッターでカットして、

一部分だけ取りました。この状態でテープを貼るとニップルの凸った高さのせいで弾性はあるけれどそこまで伸びないテープが横方向に浮いてしまい、この幅ではニップル周囲の気密が保てません。

そこで、ベルトサンダーで頭を平らに均しました。

施工1回目。これで組み直してみましたが、なんとエアが漏れる‥。バイク捨てようかと思った‥。

テープの残量はもうワンチャンス分のみ、しかも先ほどより長さが短いので完璧確実な仕上げにしないといけない。ニップル周りをシーリングしてテープを貼れば‥と思い立って、まず考えたのは家の壁紙のつなぎ目の補修用のコーキング剤。

原材料を見ると、アクリル樹脂って書いてある。木工用ボンドと同じく水分が蒸発して固まるタイプなので、完全に乾燥させてからシールしないと水分ごとシールすることになってしまう。イマイチ。

そこで、万能修復接着剤、シューグー。今回使ったのは靴底修理用の黒い無印シューグーではなく、接着や補修向きのスポーツグー(クリアタイプ)です。盛ってもそのまま固まるので、グリップヒーターがハンドルとスコスコな状態で普通の接着剤では接着が難しかった場面でも役に立ちました。凹みをネリネリとスポーツグーで埋めて、ドライヤーであたためて弾性がでたところで、残りの短いテープで補修。

バッチ、グー。次にチューブレスキットを貼り直す機会がやってきたら、こいつで全てのニップルをシールしてから作業すれば、なお安心、より確実だな。

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