SuperCub 宮島ジオキャッシング

先週設置した僕のジオキャッシュをあやのすけさんが巡られるということで、途中うちに立ち寄ってもらって軽くお茶した後、宮島までアテンドすることにしました。

休日でもガラガラだった時期がありましたが、土曜日の昼間に宮島へ向かう人も戻ってくる人も、昔の感じに戻ってきました。

でも、真昼にわざわざ宮島へ渡る車両というのは少ないようです。

宮島まで車両デッキで歓談すること10分少々。スポークホイールの最終型とキャストホイールの初期型2台を見比べてみると、新型はロングストローク化したというだけでなくエンジンのカバーなんかのデザインがちょこちょこ変わっていました。

船着場から北上してバイクで2分、分かりにくいトレールの入り口から宮島最北端を目指して歩きます。

一旦東側の砂浜へ。

切り通しの峠を越えて西側の浜に出ると、ちょっと荒廃した平たい風景が広がっています。観光客なんてまず来ないエリアなので、自然の為すがまま。

いや、誰も住んでいませんよ。

目の前の尾根筋まで上がるんですが、ルートは選びたい放題。

目的地はここ、聖崎という最北端の山。ここの標高が僕の仕掛けたキャッシュの最終座標をゲットするのに必要な情報になっています。

聖崎を訪れたら是非見ていただきたいのは、その先の海の中にポツンと建っている聖崎灯台です。天保15年(1844年)に建てられたとのこと。外観こそ石灯籠ですが、ソーラー充電で今でも現役。

聖崎のキャッシュは無事ファイナルまで訪問していただいて、ちょっと界隈をウロウロしてみました。以前から気になっていた通行止めになっているトンネル、海側の道から見える入り口の向こう側がやけに山側へ入り込んでいるので山側のトンネルの入り口を探してみました。

現在は海側に新しくできた2車線のトンネルがメインルートで、このトンネルは天井の崩落の危険性もあって通行止めになっています。幅1.5車線。両側から車が突っ込んでいったら微妙な空気になりそうな幅のトンネルですね。

包ヶ浦隧道。中がカーブしているトンネルです。

街へ戻る途中もとりあえずカブで突っ込んでいける道は突っ込んでいくスタイル。

ロープウェイ乗り場バス停付近の、平面なんだか立体なんだか、どこからみているのか何次元なんだかよくわからない地図。

先のバス停もこの経塚も、設置したキャッシュが公開になってからこの1週間の間に海外のジオキャッシャーの餌食になってしまっています。FTFの貴公子、あやのすけさんとしてはとても悔しいはず。

江戸時代に掘られ、今でも宮島の家々の間に残る4つの井戸を巡ってヒントを拾い最終座標を目指す「誓真釣井」というマルチキャッシュを前週設置させてもらいました。こちらはまだ誰もクリアしていないので、貴公子が燃えています。

僕はカーブミラーで新しいヘルメットを自撮り。

むふふん。ステッカーがちょっと若ぶり?

2箇所目の井戸。民家に囲まれていているので怪しい行動はできません。

ここなんかもう、屋根もついているし完全に個人の敷地じゃないかと思う。

港近くの井戸は、本当にココ、入っても良いの!?って思ってしまうような雰囲気。路地に鹿よけの可動柵が設置されているのです。

中に入ってしまえば今でも土地の人に愛されている井戸が設置されています。なかなか表通りを歩いているだけでは見えてこない、宮島の庶民の生活と歴史の一端に触れることができるキャッシュです。是非ご訪問ください。

昼食を摂るのに、わざわざご当地価格の外食店もどうよ、と思ったので、島で生活雑貨や食材を扱っているくま金商店さんでパンと飲み物を買って、観光エリアとは外れた波打ち際でもぐもぐ食べながら50代のバイクライフについて語り合う二人。カブがあるおかげで僕たちは生きています。ビッグバイクだけの人生だったら、今頃この世に居なかったかもしれません。

そういえば、2ヶ月後に迫ったコレ。宮島もあちらこちらで道路やら建物やらの改修が進んでいました。サミットの終わった5月末あたりの宮島観光が、何もかも整備されて快適な宮島環境になっているんじゃないかと思いますよ。

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