セブンチェア修理

「バキ」っと音が鳴ったそうです。で、セブンチェアの足と座面が外れました。

金属の足と木の座面の間にABS樹脂のディスクが入っているのですが、足とこのディスクはボルト3本で外せます。ディスクと座面は接着剤でくっついていたようです。1955年の最初のモデルからこうなんだろうか‥と調べてみると2000年くらいからプラスチックディスクに変わって、概ね製造から10年くらいでここが外れてしまうケースが多いようです。うちのセブンチェアも購入して15年経ちます。よくみるとディスクそのものにも亀裂が入っています。

販売元のフリッツ•ハンセンではパーツの購入はできても修理は受け付けていないという情報もありました。一般的な家具の修理を請け負っている業者に修理を依頼すると大体8000円〜9000円くらいが相場のようですが、送料云々で2万円くらいかかるという情報も散見されます。

修理方法はいろいろと公開されていたので、自分で直すことにしました。まず古い接着剤を彫刻刀で丁寧に剥がしていきます。

ディスクも同様に古い接着剤を剥がしたあと、200番くらいのペーパーをかけて表面を荒らしておきます。丁寧にゴミをとって、接着。今回は二液性のエポキシ接着剤を使いました。これ確か、百円ショップで買っておいたストックだわ。

捨てようと思っていたまな板を当ててクランプ。

24時間くらい放置。無茶苦茶ガッチリくっつきました。

外した時は気が付かなかったのですが、ネジはT30のヘクサロビュラ(トルクス)ネジです。4mmのヘックスで普通に外してしまいました。もともとがっつりと締め込んであるわけではなく、ややトルクがかかってきたかな、くらいのところで止めてありました。

復活。あと2脚あるんだけど、これらもそろそろ壊れるのかな。でもこれでなんとかなるのが分かったから安心。

ChatGPTでセブンチェアについて調べようと思ったら、残念な返答が‥。

聞き方が悪かったようです。シリーズ7って書くと通じました。あら、AIはメーカー修理してくれるという認識ですね。

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