日の出前‥といっても広島の冬至の日の出は7時15分なのでのんびりした朝、せっかくの雪景なのだから明け方の光で堪能しておこうと家を出て海へ向かいました。途中の幹線道路は相変わらずカチンコチンテュルンテュルンのブラックアイスバーンですが、海沿いはそれなりに新雪の残る道です。
昨晩帰宅したときから、ヨダレのようなツララが伸びていて融けていません。
お尻の側も。
あの日雪に書いたGROM。
平野部だからか、全然寒くない。
広島の平野部でこれだけ積もるのは10年に1回くらい?特に今回はしっかりと降りました。
日が昇って、真横から陽の光があたるこの時間だから路面の凹凸が賑やか。
沖合の写真を撮っていると、海霧が。
冷え込んだ明け方、ダム湖や川で見ることはよくありますが、海でこれだけ広く見たのは初めて。
よく見ると沖合だけでなく、海岸沿いにも海霧が立ち昇っていました。縁石にこんもり積もった雪が綺麗。
一旦うちに立ち寄って、家族が起きてきたときのための仕込み。
今度は山側へ。晴れたらいいなとは思っていましたが、爽やかな快晴!この天気の中走ることができるなんて‥もうとんでもなく素晴らしい。
例年なら山一つふたつ越えないと見られないような風景を楽しみながら散策します。
路肩のこれは何の足跡だろう?と思ったら
答えは上の方にありました。
雪が降ったら例年はこの道で峠を越えて本当の雪国の世界へ行くのに、今年は平野部で十分雪国になってしまって、峠越えの道がすでに難所になっています。雪の量と傾斜のダブルパンチでGROMだとここから先へ進まない。
無理せず引き返します。ついつい雪道は限界までアドベンチャーしてしまいたくなって初めのうちは本当に転倒を繰り返しながら限界まで挑戦していましたが、数年前からは雪山の波打ち際でチャプチャプ遊ぶ程度にしようと努めています。といっても、今日はここが限界。
下り道の帰路、幹線は面白くないので脇道へ入ろうかと眺めはしましたが‥ちょっと雪が深いのでやめておきました。下り道オンリーの道なので大丈夫だとは思うんだけどね。
厳島(宮島)を望む下り坂。
落葉仕切っていない紅葉樹が景色を華やかにしてくれています。ホントきれい。
再び帰宅しても家族はまだ寝室に居ました。人工芝を敷いたテラスも2日に渡る雪ですっかり様変わり。
麦茶を連れてきたら大はしゃぎ。全裸素足なのに寒くないのかな。
庭に蝶の蛹を見つけた。
午前中限界だった先の峠を越えられたら湯来のすぅちゃんで焼肉定食でも‥と14時くらいにまた山へ入ってみました。路面の雪はかなり溶けていて午前の限界だったここまでは楽勝。でもここからは凍った路面が続くハードな道。
例年ならここから勝負という感じの峠手前の分岐、今年はここまでくるだけで結構ヘヴィーです。
タイヤが食わない感じなんですよね。ブロックは深くても、6年モノのスタッドレスだとエッジがもう死んでいるのかもしれません。
雪の嵩が少し減ったので午前中突っ込んでみようかと思ってやめておいた急坂の脇道を、どうせ下りだけだからなんとかなるだろうとぐいぐい降っていったら、コーナーを曲がったところで‥
倒木。右側のフェンスがひしゃげるくらいの重量があるので持ち上がらない。傾斜の急な道だし雪はそれなりに深いし、どうしようか。
足場は悪いですがサイドスタンドターンで向き変えはできたので、とりあえずここは脱しましたが、問題はここまでに下ってきた傾斜のきつい道。最悪歩いてでも帰れるところではあるので、雪解けまでGROM投げておこうかとも考えました。勢いで登り切りましたけれどね。
雪道、そもそもが防寒フル装備なのに毎回汗ばむ場面に出くわしてしまうように思います。本当は水際でチャプチャプしたいのよ!
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