SuperCub 秋の朝の安芸の宮島

11月、毎日が飛ぶように過ぎてきます。紅葉もどんどん山から降りてきて、一番良い季節をスルーしてしまうんじゃないかと気持ちが焦ります。山口県の紅葉の名所を探してみると下関のお寺や庭園が並んでいたのでそちらへ向かおうかと思いましたが、地元の宮島も見頃なんじゃないかと偵察のつもりで船に乗りました。

始発のフェリー、旅感ある。予想に反して人は結構乗っていました。さすが秋の宮島、集客力がある。

上陸しても日の出前だったので東側の海岸に良い突端を見つけてカブを停めました。

朝焼けはイマイチでしたが、日の出は家の近くで見るよりも海から日が昇る感があって良い雰囲気。

振り向くと宮島が黄色い朝日に照らされてほんのちょっと前の時間とは全然違世界になっていました。

手元を見ると、あみあみがいつもより多く見える。

この釣り人のおっさん、僕と同じ船に乗って上陸して、脇目も振らずこのスポットにやってきて竿を振っていました。ここ、穴場か何かでしょうか。

朝のアドベンチャーが始まる。釣りのおっさん助けてくれなそうだから無理はしません。

自撮り。

7時そこそこの町かど。

大鳥居の改装工事が終わりましたが満潮時でも鳥居の足元まで行ける足場をもうしばらく崩さず置いておくということで、新しい観光の目玉になっています。9時からの受付だそうです。

潮位は島に向かうフェリーの中で確認しておきました。午前6時過ぎあたりが満潮ということだったので、海面に立つ鳥居がしばらくばっちり見られる時間帯です。

島の東側の崖に穿った穴は軒並み塞がれていますが、西側の広島大学の施設へ向かう道沿いには塞がれていない穴がいくつも見つかります。といっても大きさも小さく深くないので東側とは用途が違うのかもしれません。

久々にゲートまで来てみました。立入禁止と書いてありますが、何が何でもというゲートじゃない。徒歩なら入っても良いものなのか、ちょっと曖昧なゲート。

折り返して戻ってきたら、鳥居に日が射す時間になっていました。

大聖院は植生が多彩で紅葉がきれいと聞いたので偵察。

盛りは少し過ぎたところでしょうか。日が射すともっときれいなのかな。夜はライトアップされてきれいなようです。

山の斜面にも日が入り始めたので逆光の紅葉を探して高台へ。

朝ならではの、薄暗さに映える紅葉の森。

宮島へ足を運んでみて良かった。この時間だからこそのきれいさでした。

この時間宮島カブ散歩するのはなかなか贅沢で良いかもしれません。

岩惣さんの坂も日が入ると見事な鮮やかさ。

大鳥居の撮影は足場が邪魔になるかと思ったら、この距離なら手前に被写体をおけばそれほど気にならない。ただ、こちら岸は朝ほとんど全光になるのであんまり良い絵にはなりませんね‥。

ぎっしりと積まれた人を吐き出してガラガラになった船に乗って帰ります。3時間少々の滞在でしたけれど、気持ち良い時間でした。うちからだと気軽に来られる距離なので、気が向いたら季節を問わずまた来よう。

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