九州MG9大会遠征

千葉から帰省した翌朝の土曜日の朝6時。日曜日に佐賀県で開催されるMG9主催のダンロップ杯へ出場するため広島を出発したものの…高速道路が雨で通行止めになっていたので玖珂インターから国道2号線に降りてそこから先が延々渋滞。急がないからいいんですけど。通行止め解除になった徳山西インターから高速にのり、太宰府インターで降りて本当だったら3時間少々で到着するはずだった九州国立博物館に到着したのは自宅を出てから8時間後でした。

はじめまして、の九州国立博物館。上野の国立博物館は丸1日楽しめるくらい大好きなので、こちらも期待が高まります。
特別展として、江戸時代末期に京都で活躍した15人の画家の作品展示があり、伊藤若冲の名前を見て楽しみにしていましたが、若冲の作品点数自体は少なくて少しガッカリ。常設展示も特別展示も、展示室は黒と焦げ茶色を基調にした重厚な雰囲気。常設展示は広々とした空間を自由に見て回れる構成で、弥生時代以前と一般風俗関係の内容が充実しているように思いました。絵画はかなり少なめ。

太宰府天満宮も初めて訪れました。傘を持たずに出たのに天気がクルクル変化するので、あまり長居はできませんでしたけど。

佐賀へ向かいます。道中も雨が降ったりやんだりで、やむ度に空には大きな虹が架かります。

この日の夜は、Twitter上でお知り合いになった佐賀県の爽やかイケメン、すねおさんのお宅にお世話になることになりました。すねおさんが週に何度も食べるとTwitterでつぶやいている井出ちゃんぽんさんで待ち合わせて、晩ご飯はそこで。

そして翌日大会だというのに、夜更けまで空き缶の大量生産をしてしまいました。
すねおさん宅は「古民家」ムードのとても居心地の良い空間でした。実際、夏は蛍が家の近所を舞うという環境の佐賀の田舎。夜は満天の星空の下を犬の散歩したりして、クーラーの要らない夏の夜を過ごさせてもらいました。

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翌朝。すねおさんの自宅前に湧く水。家の水はこの湧水を引込んで使っているそうで、このまま飲めるとのこと。家の前には水をまつる社が建っています。

なんだかんだあってすねおさんを乗せて、会場のふじ自動車学校に到着。雨。正直、新しい外装でコケたくない。普段雨の日に走らないので、マシン自体雨対策が全く為されてなく、スイッチを入れてもいないヘッドライトは点灯するわ(<カプラ抜きました)、スタート直後のスラロームで左グリップが抜けるわ(<直スラしながら投げ捨てました)、曲がりきれないわ(<サービス回転してミスコース回避しました)、停止線オーバーするわ(<ジャックナイフしようとしたら、フロントがグリップしませんでした)、もう、雨知らずのマシンとライダーの弱点のオンパレードでタイムはズタズタ。

…ウェットのタイム計測が終わった後は、ピーカンになって、濡れたものもどんどん乾きます。15分の練習走行を2本、車体を乾かすために思い切り走らさせてもらいました。

すねおさん。爽やかイケメン。さりげない気遣いがハンパない。「自分に今できる事」をサラリと行動に移すことができて、イヤミが全くない。しかも極エロ。一応モザイクかけときますので、まだお会いでない人は、その爽やかぶりと世の中の不平等に打ちのめされて下さい。

2日目の夜もすねおさんのお宅に連泊させていただくことになりました。
ご自宅近くの日本三大稲荷のひとつ祐徳稲荷に寄ってぷらぷらとしてみたり、 犬の散歩中にミルキーウェイの見える夜空を火球と言えるくらいの赤い流星が長い尾を引いてながれたり、翌日すねおさんは仕事があるというのにダラダラと2時まで空き缶生産したりと、前夜に増して楽しい夜を過ごさせてもらいました。この馴染み方は何!?って感じです。
「本当にお世話になりました」と言いたいところですが、ここで特筆すべきことはすねおさんに対して特別なコトをしてもらったという感触が残らないくらい、家では自然体で過ごさせてもらえるよう、さりげない気遣いをしてもらっていたと言うトコです。 正しくは「本当にお世話になったと思えないようなお世話になりました」です。本当にありがとうございました。

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翌朝。自走で広島まで帰るのを家族に嗜められたというスピカのHORNETを引き上げに福岡まで2時間。到着時は大雨だったので、ご実家でお茶をいただきながらご家族と歓談。雨間を縫って車両を積み込んで、環状線になったという都市高速をグルグル回ったりしての福岡観光をして九州を後にしました。

帰りも渋滞していましたが、往路の事を考えたらたいしたこともなく、22時頃広島の自宅に到着。高速の出口ゲートをくぐって料金を見た瞬間、盆休みといえど平日だった事を知りました。

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