ハイエースのハンドルに取り付けるだけで振動軽減する、というステアリングダンパーです。アマゾンでハイエースの純正アフターパーツとして簡単に手に入りますが、ハイエース専用品を取り付けるとホーンが敏感になってしまうとのこと。アルファードやランクル用のこちらのパーツの方が良いようで、お値段もちょっと安い。ただしこちらの商品には取り付け用のネジが付属していません。
取り付け方法を詳しく解説しているサイトや動画はたくさんありますので、ここでは簡単に。エアバッグの誤動作防止のためにバッテリーのマイナス端子を外します。
ステアリング側面の蓋を外してT30のボルトを緩めます。取り外さなくても大丈夫です。反対側も同様なのですが、こちら側だけ外せば良いのかと思って無理に引っ張ってホーンを3回鳴らしてしまいました。
エアバッグのコネクタはマイナスドライバで浮かせて引っ張るタイプ。ハンドル側からホーンのコネクタも外します。
もげた。
配線をダンパーの穴に潜らせて取り付けます。これ、もともと取り付けること前提なのかハンドル側にずれ防止のためのボッスがあるし、ダンパーを取り付けるためのネジ穴もあらかじめ空いています。ハンドルそのものが他車種と共通部品なのかな。
M5ボルトで取り付けて外した部品を組み直すだけ。10分もあれば作業できます。
ハンドル基部にボルト留めするだけという構造上、ハンドルがラバーマウントになるわけでもないのにこれでどうハンドルのフィーリングが改善するのか謎だったのですが、走り出してすぐにハンドルが「しっとり」している感じがわかりました。路面から伝わってくる微振動が軽減されています。ハンドルが重たくなったという感想も散見されますが、それは特に感じませんでした。ラバーマウントされたバランサーウェイトがハンドルの振動を相殺する、という構造ですかね。取り付ける前はハンドルの振動など全く気にしていないし困ってもいなかったのに、このしっとり感があるハンドルとないハンドルとどちらが良いかと言われれば断然このしっとりハンドル。悩んでもいない悩みを改善する、面白いパーツです!
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