SuperCub フォークオイル交換

現行カブ、テレスコピックなんですよね。なんかボディもモノコックじゃないし、もうわざわざカブの形してなくても良いんじゃないかって思ってみたり。でも、フォークのインナー部分に被せてあるカバーを外すと思いのほか綺麗な状態のフォークがこんにちは。前後フェンダーも妙に長いですけれど、おかげでシリンダーヘッドとか全然汚れませんし、この形であることに実は非常に意味があるんだなぁ‥と感心することがよくあります。

このカバー、引っ張っても抜けないのでどうしたもんかと思いましたが、上にスライドさせると抜ける構造になっています。

レッグシールドなどで車格が大柄に見えてしまうけれど、外すものを外してみると基本的に華奢な足回り。

26φのフォーク、見ようによっては自転車のフォークのよう。こんなんで思いきりコーナリングとかしていましたけれど、ちょっと反省しよう。

クランプボルトを緩めてもなかなか抜けない。シフトペダルのように溝にボルトがかかっている構造なのかな?ボルトを抜いて、クランプをマイナスドライバで少し広げ気味にして抜きました。

基本的に左右のパーツは同じもののはずなのですが、トップキャップを外すと裏の刻印が2種類。意味があるのかもしれないので一応どちらか分かるようにしておきます。

フォークを外すと、そこには未来的な乗り物が。ヘッドのあたりの下に適当な高さに調整した椅子を突っ込んでいます。

8の字を描いてみたらフロントのフワフワ感が気になったので、ダンパーオイルの粘度を上げてみます。

全屈で油面を測ってみたら、左82mm、右74mm。補充はG15を左右75mmにしてみました。オイル量は左右でも150ml程度なのね‥。

組んで試走してみたら、しっとりとコシのある動き。ブレーキがプアなくせにフォークだけがツヨい感じがするので、もう少し油面下げても良いのかな。ちなみにリアショックは現在、右はキタコ、左は純正サスです。両側キタコだとバネレートが高いのでハネ気味、純正はとても具合が良かったのですがやや柔らかい。ということでそれぞれ1本ずつにしてみたところこれが抜群に乗り心地が良いんです。フォークオイルはもうちょっと走ってみて再度調整してみます。

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