朝焼け‥の時間なのにバイク下ろせてない。ちょっと出遅れました。
この日、長崎へ向かうつもりが大分方面へきてしまったので、前々から散策してみたかった国東半島で迷子になってみようというツーリング。
でもね、疲労感抜けてないし二日酔い気味だしで、体力が1日もつとは思えないんですよね‥最後に広島まで帰らなくちゃならないし。
キャッシュに導かれて中津の赤壁。壁に染み付いた血痕を消すためにいくら塗り重ねても赤色が染み出してくるので、それならば壁そのものを赤くしてしまえ、ということでここだけ赤い壁になっています。
こちらもキャッシュに導かれて豊後高田の昭和の町。20周年だそうですが、平成期に作った昭和の町、なんですね。
わー、ドラえもんの世界。
昭和37年のガソリン価格。
彩度落として少しセピアにすると昭和の写真っぽい?セローの造形が昭和らしくなくて浮いてます。
奇岩の連なる風景の中、目を凝らしてみると‥
昨晩ルゥさんが話していたトコだ。天空の無明橋。よこしまな思いがるとたちまちに落ちてしまうという橋。僕は怖くて渡れないな‥というかあそこまで登る体力をここで使うわけにはいかないので、次、綺麗な心で元気な時に来ることにします。
本当に、奇岩には事欠かない地域です。またキャッシュがうまい具合にそういうところに置いてあります。
展望所でこの辺にキャッシュないのかな‥とアプリを開くと自分が座っていた椅子の下だったり。
いい具合にカモフラージュ。
また、近隣のキャッシュへ向かう道が、あなた心得てるわね‥と思わずニヤリとしてしまうような良い道。
本州から国東半島の竹田津港へ到着したら、できるだけ早く別府や湯布院を目指して国東半島そのものは完全スルーしてしまいますが、こうして国東半島だけを楽しむツーリングも本当に悪くないです。
別府や国東半島で開催されたアートイベントで設置した作品が撤去されずにいくつか残っているので、それらを巡るのも面白い。
事前に予備知識も何もなくやってきました。ここには投入堂のように岩壁の窪みに五辻不動というお堂が設置されているお寺があるのですが、そこを目指しているのかと思ったら、落ちたら死ぬような岩山に人が立っています。
作品でした。
お堂はこの後ろの岩山にあります。
絶景ですよ。でも晴れていれば絶景でも、悪天候だと恐怖を感じるところだと思います。朝も昼も夜も四季を通してこの象はそれと対峙するわけですね。僕らが捉えているこの場の時間は本当に僅か。ということに気付かされます。
これまた危険が危ない階段。
どこまでが自然でどこから作られた環境なのか分かりませんが、半分お堂が岩山に差し込まれるような格好になっています。お堂から先にも少し進めるようになっていて、海側はかなり、危険。
あまりにもバリアブルすぎて、年齢的にも来る人を選ぶ場所でした。
背景の岩山が生々しくてダムもなんだかおしゃれ。
本当、奇岩には困らない。こういった岩の路頭はどこにでもあるわけではないのですが、キャッシュがなければ普通に通り過ぎてしまうような県道の脇に奇岩ゾーンがあります。
国東半島といえば磨崖仏。というわけで通りすがりにあった熊野磨崖仏に立ち寄ってみました。受付で拝観料を払いながら「どのくらい歩きますか?」と尋ねてみたら、片道30分とか言われて今の体調からするとちょっとやめておけばよかったかと思いました。
ひたすら上り、しかも最後は奥へ行くほど急傾斜になる自然石の石段‥。
国指定の重要文化財で、国内最古にして最大級の磨崖仏と言われています。造形的に美しいかと言われると、うーん‥という感じ。
来た道を戻ります。ここも体が動くうちしか訪れることができない場所ですね‥。
磨崖仏、ということは仏教なんでしょうが帰り道には鳥居があったりして、和食食べながらイタリアンが同じ食卓に並ぶような感じが日本らしさなんでしょうか。
帰着。
積み込み。
汚れた汚れた‥DUKEでオフロード・ラフロード走り過ぎ。
3日間、とても良い天気に恵まれました。さようなら九州。超疲れた‥。
帰着してバイクを下ろそうとしたら、サイドスタンドがプランプラン‥サイドスタンドスプリングのフックが千切れて外れていました。んー、何がどうなったらこうなる?
とりあえず、輪ゴムで応急措置。
無性にGBに乗りたくなったので買い物のついでにちょっと乗ってみました。このバイクも面白いなぁ。いつか阿蘇へ持っていきたい。
今回のお土産らしいお土産。黒柴コーヒーさんの深煎りブレンド。家に帰ってからもしばらく余韻を味わえる、良いお土産だと思います。
今回も今できることのギリギリまで出し尽くして思い出もたくさんできました。とにかく今欲しいのは体力。3日走り回れないのは由々しき問題。ジョギング再開しなくちゃ。
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