地味練習

課題は「深いバンク角の維持」「機敏な動き」。

先日の愛媛では、特に「安牌」な動きでそれなりに走ったのが敗因。 コーナリング時に安定するバンク角が自分が思っている以上に浅いんです。そこで、特に苦手な定常円旋回をつくって練習してみました。路面がカマボコな932でもこの位置は比較的フラットで、定常円旋回の練習が可能です。

いきなり左旋回はステップに載せた足を擦りながら走れるのですが、右旋回はバンク角が浅いのとラインが安定しない。バンク角が一定の場合、走行ラインは車速で変わりますが、右ターンはアクセルを開けづらいので微妙なアクセルワークができていないのです。実際タイムも2周で0.2秒くらい右が遅い。それにしてもほとんどフルバンクで走っているのにこの迫力の無さって‥センスの問題だろうか。

機敏な動きの練習で切り返しのあるセクションの練習でも、リアタイヤの動きだけに目を向けてみると、切り返し後の左ターンはタイヤにかかった加重が内向力になってフロントをグっと内側に曲げているのに対して、右ターンはリアタイヤの軌跡がダラダラと普通のコーナリングのラインをなぞっているだけで、フロントの入りが遅い。本人がんばってるつもりなのです。でも、コワいのです。

でも、課題はハッキリしました。右ターンのバンク角、右ターンへの切り返し後の加圧。こういうの、転ける勢いで練習すれば簡単に解決しそうなのですが、今日も転けるつもりで走っているのになかなか転けられないものです。932が狭くて、転倒後縁石ヒットしそうだから転けたくない、っていうのもあるんですけど。

3本目はカッキーがiPhoneで撮ってくれた動画。左ターンはパイロンとの距離が安定しているのに、右はバラけているのがよくわかります。

2 Comments

うらいけ

練習お疲れ様です。僕は坂出でおかぢむさんにコテンパンにやられてました(泣

>右ターンはアクセルを開けづらいので微妙なアクセルワークができていないのです。

何年も前の愛媛大会でVFRのつがたくさんが広間の右ターンで突然崩れて大回りになったのを思い出します。

左はハンドルが切れて遠くなっていくので自然とアクセル操作が出来る…右はハンドルが近くなってくるので出来ない…みたいなFAXお手紙を読んだ記憶があります。

ずっと課題として抱えていた…ということでしょうか?

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>くろいけさん
おかぢむ、岡山で何周か一緒に走りましたが、乗り出してすぐだというのに異様な速さで、脳内で3つくらい加速装置のスイッチいれないと追いつけませんでした。
それはそうと、僕の場合ハンドルを普通よりも絞っているのもあって、右に切れているとアクセル開けづらいのはクセのようなものなのです。それとは別に、右へ車体を落とし込むのが未だに恐いんです。なんか解決策はその恐怖に打ち勝つ練習、というよりはヒラリハラリと機敏に走るイメージで頭に嘘をつくような方法が良いんじゃないかと思ってます。
もう少し愛媛でハラハラするような絡み方したいですw

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