GW2022 四国アドベンチャーラリー

ついにやって来ました!四国アドベンチャーラリー02!昨年の第1回大会の様子はこちら

と、会場入りする前にこの1年の間に大洲に新規設置されたジオキャッシュを巡っておきます。

最先悪く見つからなかったんだけどね。

今年のゼッケンナンバーは96。愛媛D杯の持ち番号に近くて、親近感バリバリな数字です。

携帯のアプリにルートをダウンロードして、そこに示されたラインを指定時間内にトレースして走る、という競技内容で、走行スピードで優劣がつくのではなくて、楽しんだもの勝ち。

うらいけさん。今回の大会は参加人数が多くて2つのコースを2つのグループが午前と午後で入れ替わりで走ることになっていて、僕は広島勢とは違うグループになってしまったので同じグループのうらいけさんと一緒に走ってもらうことになりました。

普段見かけないようないろんなバイクが並ぶ中、一際目立っていたのはこの方です。蘇我氏。愛機CB1300に新品のディアブロスーパーコルサを履かせて参戦、新品だからグリップしそう、というどこからどこまでもネタの人。でもね、完走しましたからね。腕があるからこそできるわけで、僕はビッグバイクであのコース走り切れる気がしません。

パッセンジャーで、ヨシ!‥ってネタ枠かと思ったらタイヤがブロックタイヤでやる気を感じる。

スタート時は曇り気味でしたが、だんだんと木漏れ日が見えるような天気に恵まれました。うらいけさん、すごいのは走りながらインカム越しの声と車体後ろ側からの本人の肉声が両方聞こえるんですわ。インカム要らないんじゃないか。

コース上で追いつかれたので先行してもらったこのBMWのR100(R80かも)の方、まさに猪突猛進でグイグイ前へ進むのです。これを追いかけてうらいけさんに火が入ったのか、「すげぇすげぇ!」と言いながらBMWを追いかけていく声がインカムの通信圏外へ消えていきました。いやそれにしても。あの狭さのコースをこの重たそうなバイクが猛進していく様は強烈でした。上の写真は昼休憩時のものですが、よく見るとやる気タイヤだし、やる気リアショックだし、フロントは倒立入っているし、見た目は古そうですが相当な魔改造マシンです。何よりライダーの腕がすごい!

前回の大会ではアフリカツインやテネレ700などの大型アドベンチャーがセローなどの軽量オフローダーとタメ張ってる姿って見た覚えがないのですが、今回はその辺のマシンが尻を振りながらバリバリに爆走していて、それだけでも見応え十分でした!世の中いろんなジャンルにすごい人がいらっしゃる。

たまにこうして新緑の木漏れ日のなかで写真を撮ったり。でもうらいけさんはさすがいろいろ現役ですね。常に走りの中に学びがないと気が済まない、というか意識していなくても自然とギリギリの何かの縁に近づく走りになるんでしょうね。僕にもそんな時期がありました‥ついていくの大変です。

途中、チェックポイントがあります。ここを通過してもらったカードを最終的にゴールで提示することで完走の証とします。また、規定時間内に通過しないと足切りに。昨年はその辺りでひどく脅されていたので頑張りすぎてしまいましたが、今年はそれなりに走れば大丈夫なのが分かったのでそれなりに‥走ろうと思っていたのですが‥

僕のパートナーは普通にかっとびペースで、「ほうほう、このイベントトイレカー、貸してくれないかなぁ」とかトイレへ行くのにも何かを得ようとしていますよ。

でも、確かにほとんど荒れていない延々と続くフラットダートをひたすら走ることだけに集中して数時間、というのは他では得難い体験です。ある意味レールに乗って走るような安心感のあるオンロードとは違って、オフロードだとペースが上がると直線でも緊張感を持って走らなくちゃいけないことに不思議な幸せを感じるのは確か。

このおじいちゃん、見た目はひょうきんだけれど、笑いながら人を刺せるタイプだからね、気をつけて。

ほとんど走り通しでしたが、こういう樹間の木漏れ日を突っ切るのが一番楽しかったな。それが何度も何度もやってくるのです。本当に晴れてくれて良かった‥前々日の雨で一部ヌタヌタになっていて手強くなっていましたが、あれはあれで面白いのだけれど‥全線あれだったら笑顔もどこか引きつったものになりそうだわ。

無事ゴール!ああ、僕はコース間違えて復帰する時に右アクセルターンしたら車体を支えきれずに1回コケて土がつきました。

昨年見学にこられていたのりくんとやぁさん。みんながゴールして思い切り楽しんでいた姿をみて、今年はご夫婦で参戦。僕とはジムカーナ繋がりのお二人ですが、これだけの大人数と広い会場でゼッケン番号もトランポの位置も近くてご縁を感じます。

もう、ナンバープレートを隠す必要がないくらい楽しまれた様子です。フェンダーレスってこういう演出にもなりますね‥。

N-VAN×SEROW。彦衛門さんはこのまま九州へ向かうとか。いいなぁ。無敵な体制ですね。

カレンダー通りに翌日仕事なあやのすけさんと僕は広島へ戻るわけですが、もともと20時過ぎに松山発のフェリーを予約していたところ、会場出発が16時くらいになったので予約をキャンセルしてしまなみ経由の自走で帰ることにしました。昨年の調子だともうクタクタで車で走るのも嫌になるかと思っていたのに、変なテンションなのか疲労感もなくて広島への4時間半、余裕で帰って来られました。これも不思議。

まぁ、変なテンションだったんでしょう。

2日半ほど家を空けて帰って来たら、麦茶が尻尾を振るというより尻を振る勢いで飛びついて来ました。これまた疲れも吹き飛びます。

おまけ。途中で道に迷っちゃったんですよね‥ちゃんとコース復帰しましたけど。

昨年の大会から参加台数が倍増で、イベントの進行に関する情報がいろいろ伝わりきらない部分もありますが、走って帰って来た人はみんな「楽しかった!」と喜べる大会だったと思います。今回2回目を迎えられたこともすごいことです。これからも地域の方にとっても恒例のイベントとして迎え入れていただけるような大会として続いて欲しいバイクイベントです。そして、開催は今後も毎回晴れだといいね。

1 Comment

けろっぴ

ゴールデンウィークはどこもお出掛け出来ませんが、こちらのサイトを見て楽しませて頂きました!!
ありがとうございます

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