GROM MBBと往く広界隈

広島MBB(ミニバイクバカ)の方々が先月僕が広に仕掛けたキャッシュを巡るということで、僕も座標を拾い直したいキャッシュがあったのでご一緒させてもらうことになりました。集合に先駆けて宇品の新規キャッシュに寄って行こうと思ったら、家から国道へ出たところでキョウちんにばったり。そのまま一緒に宇品へ。

山陽鉄道広島駅から宇品港まで敷いた宇品線宇品駅のプラットホーム沿いにあった軍需品倉庫の壁の一部。何度も何度も通っている道沿いなのに、こんなものがあるなんて知りませんでした。

今日のメンツ。ミニバイク6台。

広へ向かっているはずなのに、インカムを通じて「抜けられるかわからない林道があります」と言っただけで目の色とルートが変わる人たち。以前690DUKEで抜けられなかったその先へグイグイ踏み込んでいく‥。

先頭が停車したのでその先行けなくなっているのかと思ったら、

どう見ても歩行者用の単管の仮設橋、これを渡れるかどうか算段していました。バカかこの人たち。

やばそうだからやめとこうということになりました。ちょっと残念そうな人が居ますよ。

大空山砲台跡公園のFTFを狙って、駐車したら山頂へ向かって一目散に駆けだす面々。最初にキャッシュにタッチした人が他の人を下々としてマウントできるので必死。

ガード上をガタンゴトンいいながら走っている227系電車に目がいってしまいますが、ガード下にバイクを停めて他の全員が発見済みのキャッシュを探しているキョウちんを、道の反対側から僕たちは観察していました。あ、お巡りさん、この人です。

弾痕の残る電柱へ。路肩にフロントタイヤを落としてしまったけれど足を怪我していて力が入らないあやのすけさんと、それを引っ張っているみらい君と、眺めてるだけの人と、その写真を撮ってる僕。

到着すると、なにやら携帯を持って探し物をしているようなご家族が‥お子さんを中心にいつもキャッシュを訪問していただいているご一家でした。大人気ないキョウちんはキャッシュを探している子どもを尻目に隠してあったコンテナを見つけ出して獲ったどー!していました。

なんか写っちゃいけないものが写って見える。なんだこの黒い斑点。

もともと高射砲台を設置しようとして終戦を迎えてしまった山です。空襲の際亡くなった方の石碑があるということで竹藪を探索。

とても気持ちの良い竹藪でした。

さて、次に切り通しに設置したキャッシュ。ボランティアの清掃員の方ですか?勘違いされてしまいそうな様相で側溝に潜り込んで低い姿勢でコンテナを漁りまくる人たち。

TONYさんに獲られました。他の方々笑ってますけれど、次は見てろよと顔に書いてあります。

この砲台や切り通しのある山は地下に航空機の部品を作っていた工場があった山で、南端には今でも封鎖はされていますが入り口がしっかりと遺っています。

ちょうどお昼になったので、海岸でラータイム。2月だというのにバイクを降りたら上着を脱がないと汗をかいてしまうような陽気でした。

6人6様でコンロ持参。ラーメンもいろいろ。

あやのすけさんが柿ピーをくれましたが、お前らこれでもくれてやるから次のキャッシュ探しは自重しろよ、と見えない文字で書いてありました。怪我している割には竹藪も登っていたし完治していないといっていたのは三味線でしょうか、いろいろあざとい。

工場入り口。ガチガチに封鎖されています。

工場用地は借地だったようで、戦後地権者へ戻されたということですが、その後この奥がどうなっているのかはわかりません。一部は倉庫として使われているようですが、奥の方は封鎖されて入れないという情報が散見されます。

先月に続きまたまたやってきました螺山(つぶやま)防空砲台跡。

ここのファーストタッチは彦衛門さんが押さえました!

こちらは崩れている方の砲座跡。みんな、カッコイイな。

阿賀マリノ大橋。手持ちのいろんなバイクで同じ構図で撮っているので、もうおなじみになってきました。

僕が写真を撮っている間にキャッシュハントレーシングは終わっていました。ヘルメットを脱ぐ間も惜しんでキャッシュへ駆けつける人たち。

解散地で談笑していると、今日は他のツーリングへ参加されていたという広島MBBメンバーのJUNさんが駆けつけてくれました。距離とか道の難易度とか一切気にしなくて良いメンツ、道間違えて距離が伸びても全くお構いなしな人たちです。

僕は一人で黙々と走ってキャッシュを探すにしても設置者の狙いや土地の様相を愉しみながら巡るのが好きでしたが、パワートレイル的な配置のキャッシュならワイワイ言いながら終始笑顔で走り回るのも楽しいですね。天気にも恵まれたし、中身も充実してとても楽しい1日でした。

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