日本海ツーリング

連休最終日。前日に、前後ともにNSRで使う事のなくなったハイグリップタイヤを装着したTDMでツーリングしてみることにしました。リアは160→150とワンサイズダウンですが、もともととんがったディアブロが少し緩やかなプロファイルになり、ハンドリングも違和感ありません。

走り出してすぐに思うのは、とにかくクイック。オーバーステアとも違うナチュラルな感触のまま、ツーリングタイヤでグルリと回るコーナーも、突っ込んでサクっと向きを変えてドドドドドと脱出できます。タイトコーナーが楽しい。
湯来町を通過する途中で湯の山温泉に寄ってみました。しばらく来てないうちに足湯ができていましたが、独特の「賑わってない感じ」は昔のままで安心しました。

湯の山温泉近くにあるYMCAのみのち学荘。昔は年に1回、ここに泊まりにくる仕事をしていましたから、とても懐かしい。古い建物ですが、今でもきれいに保たれています。

戸河内から国道191をひたすら走って日本海まで。途中の深入山。

益田で何か美味しいものでも食べようとあらかじめ調べてみたところ、「田吾作」さんという居酒屋のお昼のメニューが良い感じだったので訪れてみました。日曜日ですが普通に定食を出してくれます。上の田吾作定食で800円。ご飯とお汁はお変わり自由、おまけにコーヒーまでつきます。

田吾作さん。2階が入り口になっていて、靴を脱いだら階段をおりていく変わった作り。徹底した和風の内装で、落ち着きます。大きないけすがたくさんありましたので、魚は新鮮なのだと思います。メインは居酒屋なので、機会があれば夜にでも来てみたいですね。

益田、知らないうちに風車ができていました。シュンシュンと風を切りながらプロペラが回っていました。(なんか、空の中にいくつかレンズのゴミが映り込んでますね)

日本海を目指してきたわけですから、日本海とパチリ。青いスクリーン・黄色いボディは海景に映えると思ってます。

帰路。益田に流れる高津川には危ない吊り橋が2本かかっています。そのうちのひとつ。こちらは車も通れるのですが、「しばらくの間 通行止め」になっていました。仕方なく写真を撮っていると、向こうから地元の原付が1台渡ってきました。

もう1本の橋はもっと小さく、もともとが車両通行止め。歩行者はOK。バイクは押して歩いたら歩行者だったと思いますので、押して向こう側へ渡る事にしましたが‥

渡りはじめてすぐに猛烈に嫌な汗が噴き出しました。
この橋、鉄板が敷いてあるのですが、この鉄板がめちゃくちゃペラペラなのです。踏み出した瞬間にブーツの底を通じてその危うさが伝わってきました。半ば後悔しながらできるだけ鉄板の下にある鉄骨の梁から外れないようにバイクを押しました。腐食して開いたうすうすの鉄板の隙間から、川面が見えたりするし。正直人間が歩くのもコワいです。

渡り終えて写真を撮っていると、向こう側から地元の原付が1台、乗車したままで渡ってきました。

六日市から少し戻ってきたところにある木部谷温泉は、珍しい間歇泉があるとのことで、寄ってみました。駐車場から少し歩いたところにプチオレンジ地獄が。看板を見ると「25分周期で5分間ほど噴き出す」ということで、約20分ほど待ちました。

どのくらい噴き上げるのか全く予想がつきませんでしたが、シュシュシューっと音がし始めてだんだん水が噴き上ってきて、最大で1mくらいの水柱が立ちました。「すげーっ!」っというほどでもなく、「うん、珍しいものをみたな」というくらいの感想。

正味250km少々のツーリングでしたが、新しい経験もたくさんできてそれなりに楽しい走りでした。走りの方は、タイヤのグリップ力を信頼できるマシンになってとても頼もしいです。5月中旬にも予定しているツーリングが楽しみ。

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