HIACE 外装補修

ある朝、ガリガリに傷が入っていることに気がつきました。

2日ほど前、踏切を超える時に「ガキン」と金属音がして、車内で何か落ちたのかと思っていたのですが、どうやら何かに引っ掛けてしまっていたようです。

傷の箇所はここだけ。あ、あとホイールカバーに少々。

それにしても、どうしてここだけに傷が入っているか不思議に思って何にぶつけたのかを探しに行ってみます。傷の高さは52cm。

踏切内の凸凹で車体が揺れて物が落ちたのと勘違いしたので、踏切前後の何かに引っ掛けたんじゃないかと思いましたが、こいつは違う。

ここがまさに52cm。多分コレ。

ガードレールの傷や引っ付いているものを見ると、先達がたくさんいらっしゃるようです。

修理に出そうか迷いましたが、ハイエースの車体色の塗料、2缶くらい余ってるし、傷は大きいけれど平板なのでなんとかなるかと思って自分で直してみることにしました。とりあえず水研ぎ。

問題はこっち。エッジが凹むような変形で、たたき込んでもびくともせずうまく整形できません。

削ることにしました。

穴開いた。

エポキシ系の金属パテの出番。

これが

こうなる。

実は右側のスライドドアも先日GoogleMapsに案内されて路地みたいなところへ連れ込まれて、右折しようとしたら見えないところにあった縁石に当たってしまっていました。直そうかどうしようか迷っていましたが、左前もやってしまったのでついでに、と腰が上がりました。

振動に強いというファイバー入りのポリパテで肉盛り。

この上に仕上げ用のパテを盛るので大雑把な補修で。

気温が0度くらいなのでポリエステルパテが全く硬化せず、ヒートガンで温めるにしても時間もお金も大変なことになりそうなので、石油ストーブを引っ張り出してきました。これはとても効果的、数分で補修したあたりが人肌以上の暖かさになります。20度なら15分ほどで硬化するパテがこの気温の中、期待通りの時間で固まってくれます。

2回目の盛りを整形してこんな感じ。

少し硬化が始まったパテを塗るとガサガサした感じになってしまいますがこうなるとこの上にパテを持ってもスが入ってしまって削って整形しても細かい穴が出てきてしまいます。作業時の粘度大事。

2日目。家族は年末帰省で先に田舎へ行ってしまいました。丸1日作業のつもりでしたが雨が降ったり止んだりで思ったほど作業が捗りませんでした。

丸1日整形です。

塗装できそうなくらい整いました。

さらに翌日。業者さんみたいな感じに。

サフェーサーをかけて見えてくる細かい穴を溶きパテで埋めていきましたが、面倒臭くなってきたのでスプレーパテを買ってきて2・3回吹いてやると細かい穴はなくなりました。

車体色のブラックマイカを塗装。メタリックのフレーク入りで隠蔽力が高く、2度塗りくらいで地の色が見えなくなりました。年内の作業これでおしまい。

右側、忘れていたわけじゃなくて手が回りませんでした‥このまま年越し。

→後編へ続く

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