雨なので、部品だけ買って溜めていた作業など。25675kmでセローのフロントフォークオーバーホール。
オイル、灰色になっているかと思ったらそれほどでも。よくよく考えたらテクニクスのスプリングに交換した際全量交換して以来1年9ヶ月で1万kmほどの走行だったようです。
ダンパーロッドボルトはインパクトで。もう一本のフォークは手回しで外れるかと思って試してみましたが、緩んだところでダンパーと共周りしてしまって抜けません。やっぱりインパクトで一気に回しました。
ダンパーロッド抜けました。初めて抜きましたが、え!?っていうくらい部品数が少ない‥。
ダストシールには埃がついていましたが、内側は無茶苦茶綺麗。GBの時も思いましたが、フォークブーツの付いている車両は汚れにくいんだと思います。
インナーチューブのブッシュ、上が旧・下が新なのだけれど‥皮膜の削れもなくまだ交換しなくても良いくらいきれい。
スライドメタル。銅の皮膜は擦れていますが、
こちらも内側の皮膜はほとんど削れた感じがありません。一応交換しましたが、次は3万キロくらい走ってみてやろう。って、次の交換まで乗り続けているかな?
オイルシールは横着して何回もリップをダメにしたことがあるので、ちゃんとラップで養生してから挿入。
20年以上使っているシールプッシャー、そんなに出番ないけれど、もう元は取ったな。
ダンパーロッドボルトを締めるのにもダンパーと共周りしてしまって困りました。ダンパーに掛かるわけじゃないですが押し付けるとうまい具合にダンパーにテンションをかけられる太さのソケットで即席のSSTを使って規定トルクで締め付けられる抵抗を確保。
油面はテクニクスの仕様だと120mmがオンロード用、130mmがオフロード用という設定になっています。125mmにしておきました。過去ログを今見ましたが、今回の作業前は130mmだったようです‥。
組み上げて、工具を脱脂しながら片付けていたら‥あれ?
ぐあー、またフォーク外さなくちゃ!
ダストシールを嵌めてフォークを組み直して、さてタイヤでも‥と思っていたら‥あれ?
ぐあーー!!何やってるんだ?
精神安定剤注入。
ヤマハさんがセローの整備方法について動画を公開してくれていますので、作業工程についてはこちらをどうぞ。
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