690DUKE ちょっと日本海

念のために日中の暑さにも対応できる装備を持って、とりあえずスパ羅漢詣で。5時半頃到着してみるとGSX1100Sが1台。慣らし運転が終わるまであと400kmほどというところなので、もうちょっと足を伸ばしてみることにしました。

羅漢高原まで登ってみると雲が出てきました。海の方は晴れているようです。ここから見るやまなみの、遠くへいくほど薄くなっていく青のグラデーションは、視界の中では小さな範囲の風景ですがとても綺麗です。もうちょっと足を伸ばしてみることにしました。

なんか、そのまま流れで六日市方面へ。この流れ、初めてNUDAでツーリングした時と同じパターンだ‥。道のバリエーションが多彩なので、本能的にこの道選んじゃうんだろうな。

前日撮られたこの写真に触発されて、やってきました惣郷川橋梁。

‥天気ひとつでこんなに印象変わるものなのか‥いまいちパッとしない。と、そこにゴトンゴトンと規則正しい音が聞こえてきて‥

おおお。

ちょっと良い絵になりました。

津和野へ向かう途中の「イラオ火山灰層 」というアースキャッシュ。道路工事で山を削ったらこの地域の火山活動を示す地層がでてきたので、そのまま道路脇の火山灰や溶岩流による地層を保護して学習できるようになっているところがアースキャッシュになっています。実はこの日の前夜、このキャッシュを仕掛けたhikohohodemiさんとオンライン飲み会をしていた際、アースキャッシュの話をしていたのでなんだか無茶苦茶タイムリーな訪問になりました。

自分の資料用にしか写真を撮らなかったので全体の概要が掴めませんが、阿武隈火山群という山口県から鳥取県に散らばる50個もの小さな火山群の活動の様子を、地層から伺うことができます。

道の駅うり坊の郷にはトマトソフトがあります。写真を撮ろうとしたら携帯が見つからなくて、みるみるソフトクリームが溶けてきたので食べてしまいました。リピートは‥しないかな。

津和野に到着する前に日本海を訪れたのは、美松食堂さんの開店が10時だからです。5時から走り始めて日本海経由で5時間。開店時間ぴったりに到着。

新しくバイクを買ったら、とりあえず寄ることにしています。

割子そば定食、1270円。甘辛い、黒いいなり寿司が名物。

自動車のドライブスルーお祓いができる太皷谷稲成神社。高台にあるので津和野の町が一望できます。

津和野とえいば鯉の泳ぐ水路‥と思っていたのだけれど、鯉いないぞ。

半日走ってみて。

以前も書きましたが3000rpm以下、使えません。5速は90km/h、6速は100km/hあたりがギクシャクしないで走れる下限です。一定速度でダラダラ走るという使い方にはには正直向いているとはいえない。でも、パンチのあるエンジンと軽い車体でメリハリのある走りをすることにかけては文句なしでピカイチ楽しいバイクです。軽い車体がスゥーーーッッっと地面を蹴りながらダッシュしていくのは、これこそ求めていた加速感!

5000rpmを超えるとタコメーター表示が赤いバーにかわるので、慣らし運転の目安としてはとても分かりやすくて良いです。正面に集中して走行しながら目の端にメーターを入れておくだけでOK。

ハンドルやレバーの角度やペダルの位置をいじれる範囲で整えて、タイヤの空気圧は標準よりちょい下げで、僕は結構楽しく良い走りができました。普通に走るにはこれで十分良いんじゃないだろうか。メッツェラーのM7RRも夏場飛ばして走る分にネガな印象は全くありません。

一番気に入ったのは幅広のシート。硬めですが8時間くらいのツーリングでお尻が痛くなりませんでした。

NUDA900Rのように「見た目も走りも極上!」という感じじゃなくて、見た目は奇抜だし質感は決して高くありません。エンジンもバチバチガチャガチャと何かが当たるような音がうるさいし、走りも使えない回転域があるし、万人向けとは絶対に言えないようなマシンです。でも他では味わえないこのバイクの美味しいところを純粋に美味しく味わえる人にとっては、クセになるマシンであることは間違いありません。

襲撃、ファミリーデイキャンプ。

いつものルートを、初めてのバイクで走ります。このバイク、多分コレまで乗ってきたバイクの中で一番速く定番コースを走らせることができると思う‥。

帰宅して、オドメータがイイ感じの距離に‥オイル交換して、フルパワー解禁。

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