GB250 周防大島

毎週末のように山でお会いしていた知り合いが「冬場周防大島へ走りに行く途中、岩国市街を抜けて海が見えたところでちょうど日が昇るんです。それがとても綺麗で‥」と言われていました。今朝、4時半に目が覚めて、今日の日の出の時間から逆算してみたら、5時に出発すれば日の出の時間にちょうどそこへ行けそうな感じ。

藤生の海岸、ドンピシャでした。

周防大島へ渡って、自分がキャッシュを仕掛けた展望所のところのすぐ裏の高台の展望所から。ここからの景色の方がいいなぁ。

おまけにちょっと意味ありげに祀られた岩もあるし。この高台を通る道は舗装道路の県道ができるまでは古い往還道だったということで、こちらの方が曰くがあって訪問する意味がありました。ちぇ、もうちょっとチェックしておけば良かった。

この日、周防大島へ来た目的は主に2つ。ひとつは周防大島西部の県道60号線の五条の千本桜を走ること。週末まで桜はもたないかと思いましたが、花は散り始めているものの葉はまだ見えない、盛りをちょい過ぎたところでした。朝日を受けながらそよ風で舞う桜吹雪の中を気持ちよく駆ける‥もう、この上なく、最高。

四ツ小島の見える高台。画面真ん中の4つ並んだ小さい島が四ツ小島。

対岸には白い帯。五条の千本桜のつくる桜並木です。

ついつい地図に載っていない道を見つけては入ってしまいます。ダートへ踏み入る抵抗がなくなってきたのが良いことか悪いことか‥。

セローならもうちょっと奥へいけるのになぁ‥というところまでは入り込みました。陸奥キャンプ場の新明和PS-1がこの位置から見える場所。

陸奥記念館のあたりは桜で雰囲気が一変していました。

ほぼ咲いています。葉も見えていますが、開く前。

この日、周防大島へ来たふたつ目の目的地、白木山。

広島とは違うしまなみがひろがっています。

ここは金魚の形をした周防大島の金魚のしっぽにある山で、西に目を向けると島のくびれの両脇に海が広がり、周防大島の山々が奥へ奥へと連なって見えます。瀬戸内海上アルプスと呼ばれている山々です。

海上アルプスを一望するのもここへきた目的のひとつだったのですが、もうひとつ、ここには8年間発見されていないミステリーキャッシュがあるのです。

キャッシュ発見。あーっ!あーっ!と思わず声が漏れました。

これは嬉しい。ジオキャッシングを始めた頃からずっと無理だろうとあきらめていたキャッシュなのです。大島に設置されていた他の2つの山のミステリーキャッシュの座標のメモも含まれていました。

道はこんな状態ですが、上の駐車場にいた軽トラックがいなくなっていたので、ここ通れるんですね。

あやのすけさんが古墳に設置したキャッシュに立ち寄り。設置の時に同行していたのでこれ自体は知っていたのですが、全く知らないキャッシュのつもりでアプリをみながらいつもの気持ちで近づいてみてみると‥コレ、結構な驚きがありますね。なんでもない森の中にいきなりドンですもの。

以前文珠山へ行ったときに素通りしてしまった文珠堂に立ち寄ってみました。

奇岩巨岩の多い周防大島ですが、ここにも名も無い岩が。

周防大島の文珠堂は日本三大文珠のひとつで「知恵の文珠」として受験生たちが合格祈願をしにお参りに来るそうです。

文珠山。オンロードバイクで上がれるとは思わなかった。

ここに古くから設置されていたキャッシュはすでにアーカイブされてしまっていますが、せっかく白木山で座標を手に入れたので探してみました。が、見つけられませんでした。

実はセッティングセットを持って島のワインディングでいじりながら走っていたのですが‥リアの車高を1ピッチ分上げたら見事にハマって、むちゃくちゃ乗り味が楽しくなりました。前後18インチなので解消しないのかな、と思っていた癖っぽさがなくなって、ものすごくナチュラルに‥というよりよく曲がる自分好みのセッティングに。あんまり気持ち良いものだから下道のワインディングをつないでひたすら走って吉和まできてしまいました。

吉和は国道の両脇のクリーム色の帯が最盛期で、吉和インターチェンジは水仙の海になっていました。

ちらりと太陽が覗いた瞬間にパシャリ。

今年は桜、ものすごく長い期間楽しみました。大満足の春です。で、少し肌寒い花の季節が終わります‥夏がやってくる!

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