GROM カーボン柄ラッピング

CB250Rのフューエルタンクセンターカバーのラッピングがうまくいったことに味を占めて‥というか丁度良いサイズの端切れが出たので、GROMのセンターカバーもラッピングに挑戦。

普通に考えたらこんな形状のものを平面のフィルムでラッピングできるなんて考えられません‥。今回は前回の経験を活かして、端から攻めるのではなくててっぺんのタンクキャップの穴からスタートして裾野へ向かって仕事をしていきましたが、裾野のあたりで伸ばして広がり過ぎたスカートを処理しきれない箇所が発生したので正直この段取りは失敗でした。ここまで山が出っ張った形状のものだと山の頂上からではなく端の裾野から処理していくのが正解だったのかもしれません。

CBのカバーよりも屈曲がきついのでどうしても折れの強いあたりがうまいこと貼れずに、何度も剥がして温めて引っ張って‥とするのですが、ヒートガンをあてながらカバーを保持しながらシートを引っ張るとなると、手がもうあと2本欲しくなります。
で、手に当たるヒートガンの温風の温度を感じながら‥これってもしかしたらファンヒータの熱でもいけるんじゃないかな?と思って作業場所を変えてみました。ばっちりでした。無駄にW数の高いヒートガンを使って電力を消費するより、よっぽど精神的にも楽に作業ができます。

格闘すること約2時間。指だけでは作業が難しいのでヘラも使って引っ張りながら押さえたりを繰り返して、なんとかシートを分割せずに1枚ものの貼り込みができました。ここはどうしてもシワになっちゃうだろう‥というようなところも根気よく引っ張って伸ばして張り付けて‥を繰り返すとなんとかなります。でも、この形はCBの倍以上難しかった。

とてもきれい。

前日に仕上げたCBと並べて置いてみると、兄弟車といえなくもなさそうな装いです。揺るぎないマイバイク感。

いろいろ手作業なんで、より満足感が高いです。

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