SEROW チェーン・スプロケ交換

17,000km走ったセローのチェーンとスプロケットの初めての交換。メジャーな車両なのでパーツの種類も豊富だろうと思い込んで気軽に考えていましたが‥ドリブンスプロケットの選択にものすごく難儀しました。というのもセローはスプロケットにダンパーがついているというちょっと特殊なドリブンスプロケットになっています。そのためか社外品のせんたくし選択肢が恐ろしく少ないのです。
それを解決するためにX.A.M Japanなどからコンバートアダプターが出ています。これを取り付けると初期型のセロー225のスプロケットが使える‥どころか、どうも80年代後半のヤマハのバイク(RZやTZRやFZR)と互換があるのでパーツ選択の幅が広がります。
‥と思ったものの、安い鉄スプロケットで探したところ初期型キャブセローはドリブン45Tなので45Tは豊富に見つかるのですが、FIセローの純正サイズの48Tが全然見つからない。先の九州ツーリングでもう少しロングに振ってみてはどうかとも思ったので、これを機に45Tでいってみることにしました。

ドライブスプロケット。激烈ダメなわけじゃないんだけど、チェーンも交換したいので交換。
この真ん中のナット、100Nm以上で締めてあって、うちはインパクトで外しましたけれど、一般の工具の方はチェーンやミッションに負担かけずに外すの、ちょっと難しいんじゃないだろうか‥。

ドリブンスプロケット。ゴムダンパーを介したフローティングマウント。

チェーンの標準長は128コマ。チェーンは長くなると通常価格が上がりますが、汎用性の高いコマ数のチェーンが価格と長さの一次関数的な線から外れてガクっと安くなっていることがよくあります。今回130コマを買いました。
ドリブンが3T小さくなったのもあって、2コマじゃなくて4コマカット。多分ノーマルの48Tに戻しても届く範囲だと思います。ダメならドライブを1T下げる方向で。

金チェーンとシンプルな構造のスプロケになって、なんだか軽快感が増したというかスカスカしたというか。走ってみたところ、これは‥「ツーリング仕様のツーリングセロー」ですね。僕の常用巡行回転域でエンジンがワンワン唸らない!出足でのパンチはもちろん弱くなりましたが、走り出してしまえばオンロードでは全く問題ありません。オフロードでも1速でワンワン言わせながら走ってしまうシーンでストレスが少し軽減されるかも、という期待が持てます。
超ハッピーメーターなセローのメーターも、実速にちょっと近くなって普通のハッピーメーターになりました。

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